空 鶴橋総本店
Address 大阪府大阪市天王寺区下味原町1−10
TEL 06-6773-1300
最寄駅 鶴橋駅
駐車場 無し
鶴橋の焼肉屋たちの中でも古くから有名なお店の「空」です。
安くそして種類豊富な内臓系を食べることができるのが、お店の売りとなっており、過去の焼肉雑誌を見てみてもその点が評価されていることが解ります。
鶴橋の空は30年以上前から有名店
焼肉史を調べるために購入している過去の雑誌をひも解いてみると、関西の情報誌「Meets Regional」にて企画された焼肉特集内でも空の姿を確認することができた。
出典:Meets Regional 1996年9月1日号 あなたが食べているより絶対うまい焼肉
ココでは「黄金ノ玉の刺し身」が供される。当然コレは牛のコウガンの刺し身である。」
と記載されている。
当時は、レアな内臓系の肉たちを取りそろえた珍しい焼肉屋としての扱いを受けていることがわかる。
30年以上前の雑誌にも取り上げられている、歴史ある焼肉屋であることは間違いないといえます。
でも全然おいしくない!?せっかくの鶴橋焼肉であればもっとおすすめできるお店が多数あります
30年以上の歴史があり、鶴橋を代表する焼肉屋のひとつとしては間違いないのですが、正直ちょっと無し寄りの焼肉屋になっていると私は感じています。
塩タン・ロース・上ハラミを食べましたが、、、焼肉屋としては少し寂しい内容でした。
塩タン
塩タンはゴリゴリの冷凍。大ぶりにカットされているのは好印象でしたが、やっぱり悲しき冷凍の焼肉。
人気店でお客さんたくさん来るんだから解凍しておけばいいのに。いや、解凍せずとも私のような客が大挙して押し寄せるのでその必要もないのか。
とにかく、おいしいタンかと聞かれるとちょっと無しかなと言うレベルです。
タン見ただけでこのお店が長い歴史の中でどちらに進んでいったのかがわかると思いませんか?
上ハラミ
この日一番良かったのは上ハラミ、こちらも大ぶりのカットは満足感高し。
またつけダレは非常においしいですね。
ハラミをガッツリ焼いてつけダレにつけて食べると、これはうまい。
ご飯が進む系のおいしい焼肉です。
総じて「空」は他にも食べたキムチやセンマイ刺しも悪くなく、そして肉にかけているタレ、つけダレの味は悪くないです。いや、むしろうまいです。
でも焼肉になると、肉が悲しみ。ゴリゴリの冷凍だったり、なんでどうしてというに下ったり、肉が美味しくないのです。
センマイ
キムチ
肉以外の味はいいのに…
ロース
ロース、、、かなしい。
空鶴橋本店は約10年前にも利用したことがあります。
あきらかにその時から見ても少し退化している印象。
というより他の焼肉屋のレベルが向上したことや、珍しい内臓の部位も食べることができるお店が増えたことから、相対的に魅力が薄くなっただけかな?と頭の中で自問自答してみましたが、
いや、肉が肉が、、、おいしくない。という結論に至りました。
つけダレやキムチ、センマイ刺しなどは非常に美味しく、またガスロースターも景気よく火力も強いのでガンガン焼いて食べることが出来るのも好印象ですが、、、おいしい焼肉を食べたい!という願望であれば、周辺に美味しいお店は複数あります。
鶴橋での焼肉という意味であれば、
観光地的に有名店で食べたい!であれば 〇
美味しい焼肉食べたい!であれば ×
だと思います。
ホルモンを半人前づつ食べたい!という人には向いているのかも
お店のコンセプトが 目方も値段も他店の半分
ということで、一皿あたりの量を減らして多品目食べられるようにしてくれています。
ということで内臓大好きでさまざまな部位を食べたい!という人には向いているのかもしれません。
この辺は焼肉に対して何を求めるかで変わってくると思いますので、ご自身に合うと思う方はぜひ。
一度は食べておきたいお店だと思いますが、一度で良いのかな?というお店だと私は感じたので、また10年後あたりに食べに行ってみます。
鶴橋の焼肉屋全店食べ歩く!という果てしない夢を追い求めています
日本で一番有名な焼肉街といえばなんといっても「鶴橋」
焼肉図鑑では鶴橋にある焼肉屋を全店食べ歩くという果てしない夢を追い求めています。
鶴橋で出会った焼肉屋さんたちを一部ご紹介
おおいた和牛焼肉金ちゃん:驚異の大分推しは驚くがランチ最高
空鶴橋本店:嗚呼無常、過去の栄光なのかもしれません
新かどや:雰囲気完全に昭和 ディープ鶴橋を堪能できます
焼肉吉田新館:困ったら吉田。これ正解。
焼肉白雲台鶴橋駅前店:あ!そうでした外さない店でした。
アジヨシ別館:生センマイに度肝抜かれた。
杭全ホルモン:客がうるさすぎて鼓膜敗れるかと思った
鶴一:鶴橋の始祖ともいうべき店だが…
三松:安定性がありましたね、ここは
喜楽園:謎のニンニククリームが秀逸
大倉:味をつけてくれ味を
新楽井:元祖ゴーグル焼肉、君は目を開けていられるか?