新かどや
Address 大阪府大阪市東成区東小橋3丁目15−11
TEL 06-6981-4746
最寄駅 鶴橋駅
駐車場 無し
鶴橋のいわゆる焼肉街とは「反対側」にあるお店です。
焼肉屋が軒を連ねているエリアの反対側は完全なるディープコリアンタウン。チマチョゴリなども売っているお店が並び、キムチなどの飲食店も韓国色が強いです。
新かどやはその通りにある焼肉屋で、雰囲気も街の焼肉屋+韓国を色濃く残していると私は感じました。
必食の一品は「子袋タタキ」らしいですが、焼肉主体で攻めることにしました
この店ならではというメニューは、コブクロタタキとの情報は掴んでおりました。
子袋(コブクロ)とは子宮のことです、この店のコブクロが牛・豚どちらのコブクロかは不明です。
私は焼肉屋では肉を焼いて食べたい!タイプなので、今回は子袋タタキはチョイスせずに
- 塩タン
- ロース
- ハラミ
- アカセン(ギアラ)
を食べております。
塩タン
大量にかかったコショウがインパクトあります。
粗びきのブラックペッパーと異なり、このタイプのコショウは肉にかかっていても味の邪魔しないと思っているのは私だけでしょうか?見慣れたこのタイプのコショウで安心しました。
タンは薄切りであるがゆえに食べやすく美味しく食べることができました。とにかく分厚ければうまいわけではないですよね?
薄切りゆえに火がすぐに通り、食感も損なわれずに美味しいです。
タン以外の肉たちは一皿での提供となっております
左からロース、アカセン、ハラミです。
ロースはモモ肉ですね。いや、多くのお店がまだまだロース表記でモモを提供していますので、攻めるのはやめましょう。
むしろ、これこそが日本の焼肉業界がたどってきた道だと理解してかみしめながら堪能しました。
しかし、モモはモモですのでもう少し脂があったほうが美味しいですね、焼肉的には。
アカセンは東京などの関東ではギアラと呼ばれている、牛の第四位袋。
ミノ、ハチノス、センマイ、アカセンのなかではアカセンが一番脂を保有していて、内臓の食感と脂の美味しさを楽しめるお得部位と認識しています。
変な臭みもなく美味しいアカセンでした。
この日のオーダーの中だとハラミが一番焼肉的な味わいでご飯が進む肉でしたね。
もみダレが完全に一緒なので(当たり前ですが)食べ進めると飽きますが、基本的には酒のつまみに肉焼いて食ってを想定しての味わいですからありなわけですね。
昭和の雰囲気が好きかどうかが分かれ目
焼肉的にすごくおいしいかと言われると少し違うのですが、雰囲気込みで焼肉好きの人には訪れてほしいお店であることは確かです。
じゃりン子チエの世界を堪能するためにも一度は利用してみましょう。
私は食べませんでしたが、チヂミも美味しいようです。後から入ってきたお客さんが以前に「チヂミ焼きに来た店だ!」と叫んでいました、(なぜ叫んでいたかは不明です)
インパクトをそれだけ残しているということは、美味しかったのではないでしょうか。
これぞ鶴橋の焼肉屋!といった体験をしたいのであればおすすめできるお店です。