焼肉大河
Address 愛知県名古屋市中区東桜2-22-26
TEL 052-979-2811
最寄駅 新栄町駅
駐車場 無し
名古屋で焼肉外し続けているなかで、半ばあきらめの気持ちで利用したのですが、いやいや大河は最高に美味しい焼肉屋でした。
焼肉にはお金をだすほうですが、この店、そもそもにおいて単価が安いと思います。ヒレも3,000円以下、他のメニューたちは軒並み2,000円以下、そしてそれがどれも美味しい肉ということで、焼肉好きならば大満足の価格帯です。
とにかく希少性をあおって高単価設定している、どこぞの焼肉屋たちには爪の垢を煎じて飲んで欲しいレベルです。
食べた肉たちは、
- タン
- ヒレ
- リブロース炙り
- カイノミ
- 上ハラミ
- レバー
- 赤ホルモン(アカセン)
私の感想は
- カイノミ → 驚いた。相当うまい。
- ヒレ → やわらかいだけのヒレではなく肉のうまみ、味付け最高
- 上ハラミ → うまいハラミでした
- リブロース炙り → お上品な味わい、ご飯がすすむ
- タン → ゴリゴリ冷凍ですが、無難に美味しい
- アカセン → フレッシュ&うまい
- レバー → 味付け独特ですね。
です。
出だしは不安なゴリゴリ冷凍のタン
正直、大河での焼肉、でだしは不安でした。
すごく良いタンなのかもしれませんが、ゴリゴリの冷凍。
しかし!タンは冷凍でもほどほどに美味しく食べられる部位。私は美味しいタンを食べたいと思うと、冷凍タンの叙々苑に行くぐらいですから。
この大河のタンも美味しいタンでした。熱によって溶けていく中で脂も程よい温度感となり、脂うめーのタンでした。
鼻血出るほど美味しかったのがカイノミ
いや、カイノミってこのお店に限らずあたりを引いたときのポテンシャルがすごいなと改めて実感。
この日の肉は相当に当たりで、肉くっているぞ!と満足感もありながら、脂と肉汁のコラボレーションもすさまじい一品。
下味もしっかりつけているお店なので、この店ならではの焼肉になっているのも評価ポイントとして高いです。
ヒレは、最初値段を見たときに他の店と比べて安すぎて心配になったのですが、食べてみたらおいしさがとびぬけており、むしろ他の店はどういうヒレだしてるんだと憤るほどです。
得てして淡泊な味わいになってしまうヒレですが、前述した下味がこちらも効いており、料理として昇華されていました。おいしい。
その他の肉たちもすばらしかったです。
上ハラミ
こちらもオリジナルなタレを纏った最高のハラミです。
リブロース炙り
サイドメニューもおいしいのが優良店の証
サイドメニューでは、キムチ盛合せ、センマイ刺し、冷麺を食べましたが、どれもレベルが高く驚愕。
特にセンマイ刺しはみずみずしさの権化のようなセンマイに加え、たっぷり用意された酢味噌の味が非常によく、久しぶりに「うまいセンマイ刺し」だなと言葉が漏れてしまいました。
冷麺もお上品なお味でございます
肉以外の料理もおいしいと料理屋としてのレベルの高さを感じますね。冷麺も結構なお手前で。
オペレーションは混乱の極み
ただ、少し気になる点としては、
とにかくホールが混乱していて、頼んだご飯は出てこないし、肉の提供も全部一気に持ってきたかと思ったら、その後の追加注文は全然もってこなかったり、とにかく混乱していました。
またつけダレは非常においしいのですが、つけダレの皿が小さすぎて、食べ進めていくとタレがかなりぼやけます。
ホールの混乱を笑顔で許せる人と、タレも追加して常に最適な状態をキープする気概がある人には良いのではないでしょうか。
上記2点をさっぴいても美味しい焼肉であることは間違いなく、名古屋の本当に美味しい焼肉屋として記録しておきます。ごちそうさまでした!