Muu Tokyo(ムー東京)
Address 東京都港区芝4丁目13−13 1F・2F 西島ビル
TEL 03-3451-5722
最寄駅 三田駅
駐車場 無し
タイには焼肉と鍋を同時に楽しめるムーガタという食べ方があります。
三田駅近くにあるMuu Tokyo(ムー東京)では、おいしいタイ料理を食べることはもちろんのこと、日本ではまだ珍しいムーガタを楽しむこともできます。
日本にもムーガタと同じ、焼きと鍋を楽しめる義経鍋がある
肉を焼くと鍋を同時に食べることができる調理器具に義経鍋があります。
義経鍋は、長野と青森の一部地域で楽しめる食べ方なのですが、こちらも全国的には知られておらず、知る人ぞ知る食べ方となっています。
義経鍋とムーガタ、国は違えど人間の欲望は同じ。
せっかく美味しい肉を食べるのであれば、焼肉も肉鍋も楽しみたい!と、タイと日本で同じことを考えた人がいたわけですね。
一応言及しておきますと、ムーガタの原型は日本ともいわれています。
ムーガタの歴史はまだ浅く約30年ほどの歴史といわれています。また、その発祥となった大元は日本の焼肉・鍋料理ともいわれています。
起源は比較的新しく、30年ほど前、当時日本に出稼ぎに行ったタイ人が、日本で食べた焼肉や鍋料理を元にタイで独自にアレンジして作ったと言われています。
タイ語でムーは「豚」、ガタは「浅い鍋」を意味しており、真ん中の盛り上がった部分で肉を焼き、周りの窪みのスープで野菜やシーフードをいただきます。
出典:タイ式焼肉 ムーガタ
流石日本人、食に対しては変態的なのかもしれませんね。
ムーガタの語源はムーが豚で、ガタが浅い鍋という意味
ムーガタはムーが豚で、ガタが浅い鍋という意味ですので、
基本的には豚肉を楽しむための料理とも言えます。
ムー東京でもしっかりと豚肉を楽しんできました。
これこれ、これがムーガタの魅力。
中央の凸部分で焼いて、周辺の凹部分では鍋です。
海鮮なども同時に楽しみます。
個人的にはもっともっと脂が多い部位をガンガンやいて周辺の鍋部分に肉の脂が流れ落ちる。
そんな使い方だとこのムーガタの真価が発揮できるのではないかと思うわけです。
冷凍ものでもいいのでお店に用意してほしいですね。ゴリゴリにサシが入った肉たちを。
↑もっともっと脂があっても良いと思うんだよな。
最後のしめはインスタントラーメン
最後のしめは即席めんを割って投入。
鍋部分を最大限に活用しております。
少ないながらも流れ落ちた肉の脂と旨みが最後は麺に吸収されていい感じ。
これを楽しむためにこの日は肉を食べ進めてきたと言っても過言では無いですね。
これがもっと脂が大量にあれば、巨牛荘の〆のうどんのような楽しみまで昇華する可能性があります。あーーもったいない。
異国の焼肉文化を日本国内で楽しめるのはとても良かったです。
タイに訪れた際には現地でもムーガタ楽しんで来ようと心に決めました。
ごちそうさまでした。