焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

三重県伊勢市 炭火焼肉匠 肉には味をつけてくれとあれほど言ったではないか

炭火焼肉 匠

Address 三重県伊勢市宮後1丁目7−7

TEL   0596-26-2929

最寄駅   伊勢市駅

駐車場   無し

 

以前は肉バルのようなお店でしたが、焼肉屋へと変貌を遂げておりましたので、利用してきました。

伊勢市駅から最寄りの焼肉屋って「ゆずや」だと思っていましたが、もしかしたら炭火焼肉匠のほうが近いかもしれませんね。

 

 

見よ、これが当地の焼肉屋!完全なる松阪牛推し!(お隣の伊勢市だけど)

 

松阪牛を食べられることを全面に推していましたので、ササバラ・ハラミ・ホルモンの3種類をたべました。

 

 


銘柄牛の産地にきたら正肉(いわゆる赤いお肉)ではなく、ホルモンを食べるべきという持論があるのですが、ハラミまで食べられるなんて非常に稀有なお店です。

 

国内産のハラミって全体の流通量に対して10%以下ですので、そもそも和牛のハラミを食べる機会ってレア機会。

チャンスがあったら必ず食べておきましょう。

 

 

焼肉とうい料理の哲学が問われるお店

 

うーーーむ、肉はおいしいですが、焼肉屋としては発展途上の段階にあると判断しました。

 

 

精肉店が行っている焼肉屋や仕入れに自信をもっている焼肉屋にありがちなパターンなのですが、肉はもみダレ・下味という概念がなく、肉質真っ向勝負!です。


つまり、良い肉を焼いてつけダレだけ食べるお店なんです。

 

私が求めるのは素晴らしい肉に、お店がさらに良くしようと仕事をして、最終的な消費者である食べる人が焼いて風味を付加してつけダレで味を調える焼肉です。


良い肉が出てくるだけの焼肉屋って、家で焼いているのと変わりがなく、差別化要因ってつけダレだけになってしまうんですよね。


さらに肉が良ければよいほど、焼いて脂がでることからつけダレだけの味付けだとどこかぼんやりした味わいになってしまうのも事実です。

 

焼肉とうい料理をどうとらえているかによって評価が分かれるんじゃないでしょうか。

良い肉を適当に味付けして焼いて食べてうまうま。

なのか

肉にもみダレで味を付加し、火を用いて温度変化を起こしそれに伴う様々な現象で風味を付加し、

最後はつけダレによって温度の調整と味の最終調整をおこなう。

 

上記はどちらも焼肉ですが、どちらを好むかは人ぞれぞれ正解は無いです。

私は2個目が好きというだけです。

 

伊勢肉ハラミ

 

ハラミは少し下味付けてありましたが、肉が厚くて強いのでまったく機能していなかった。

もっとがっちり味を届けてくれ!

 

 

ササバラ

お情け程度の塩コショウです。

ほぼBBQと変わらず。

 

ホルモンは味噌ダレがからまり、そしてつけダレもこのエリア独特の味噌ダレだったため、濃いめの味付けで非常に満足です。

 

 

今日食べた肉たちのなかで一番おいしかったのは間違いなくホルモン

 

 

おいしかったです。

 

お肉がおいしいので、もう本当に考え方の違いでしかないですよね。

 

 

焼肉をどうとらえるのか?肉を食べながらそんなことを考えてしまった炭火焼肉匠でした。

もちろん、そんなこと考えていてもおなかは一杯になりました。ごちそうさまです!!