やきにく藤太
Address 岐阜県養老郡養老町上方1338−1
TEL 0584-33-2055
最寄駅 -
駐車場 有り
岐阜県養老町の焼肉街道
その街道の中でも人気の焼肉屋、「やきにく藤太」は恐るべき安さを誇るお店でした。
ちょっと他のエリア・お店では考えられない価格で飛騨牛を食べることができるので、安価に飛騨牛の焼肉を食べたい!と考えている人からすると信じられない神店です。
とにかく、とにかく信じられない価格で提供してくれる「やきにく藤太」
まずは、このメニューを見てみてください。
- 飛び牛ヒレ 2,750円
- 飛び牛ロース 2,200円
- 飛び牛カルビ 1,980円
- 飛騨牛ヒレ 2,200円
- 飛騨牛ロース 1,650円
- 飛騨牛カルビ 1,430円
飛び牛とは飛騨牛の中でも特にとびぬけている牛のことを言います。
その飛び牛のヒレでも3,000円以下、カルビなんて2,000円以下です。
飛び牛抜きにして、通常の飛騨牛カルビも1,430円と他の店ならちょっと考えられない価格帯です。
これは、オーソドックスな部位だけはなく、いわゆる希少部位と呼ばれる部位たちも同様に安いのが恐るべき点ですね。
なんなら部位によっては1,000円以下で食べることができるなんて、、、すごいです。
これは藤太が精肉店も行っているからこそ実現できる価格なのかもしれません。
↑焼肉屋の向かいには精肉のお店も営業しています。
とにかく飛騨牛を中心に各部位が他の焼肉屋から考えるとあり得ないほどの単価で食べることができる。
これが「やきにく藤太」の最大のストロングポイントであることは間違いないですね。
精肉店系焼肉屋あるあるに陥っている!!「やきにく藤太」の焼肉
今回は一人焼肉ということもあり、
飛騨牛から
・ヒレ
・すねやき
飛騨牛じゃないだろうけど、
・極ハラミ
・極タン
を頼みました。
やっぱりタンとハラミは好きなので、飛騨牛じゃないのかもしれませんがどうしても頼んでしまう。。。この癖直したい。
前述したとおり、飛騨牛が安すぎるので、思い切って飛騨牛メインで食べ進めるのもぜんぜん有りだと思います。
肝心の焼肉については美味いと少しおいし!が半々な印象
精肉店焼肉あるあるだと思っているのですが、肉に自信がありすぎるがゆえに肉に下味は皆無。
もみダレという概念が無い。下味をつけるという概念が無い。
美味しい肉を焼いて食べるだけなら、向かいの精肉店で肉買って家で焼いて食べるのと変わらないんです涙
いろいろなご意見があると思いますが、やっぱり私は「焼肉」という料理が好き。
お店のオリジナルな味をもみダレ+つけダレで演出してくれてこその焼肉だと考えています。
よって、この焼肉は悲しみの焼肉。
そんな悲しみの中でも「やきにく藤太」の焼肉は比較的おいしく食べることができました。
それは、つけダレが非常に美味しかったからです。
料理としての「焼肉」のおいしさをぐっと高めてくれていました
甘みとうまみとニンニクの味わいを感じることのできるこのつけダレは、複雑な風味が絡み合って焼肉のたれとして非常においしい。
しかし!!小皿に少量しかタレは無いので、食べ進めるうちに肉の脂や肉汁でタレが薄くなってしまう問題が常につきまといました。
自由に大量に使えるようにしてもらえれば、もみダレが無い点も帳消しにできそうなのに、、、おしいです。
味がぼやけてしまってきてからは卓上にある、岩塩と味塩コショウがなければ、この戦いは勝てなかったかもしれない。
全体的に味が物足りなくなってくるので、テーブルの上の塩は非常に重宝します。
最高においしかったのは、飛騨牛の「すねやき」これはおすすめできます!
やきにく藤太で一番美味しかった肉を聞かれたら、この日食べた中では断トツで「すねやき」でした。
なかなか聞かない部位というのが、また味わいを深めます。
食感も強くあり噛みしめるほどに旨味が溢れるのは、正肉なのにホルモンのような感覚を覚えます。
値段もなんと800円以下という代物。おそろしい、むしろこれだけ食べ進めても満足度高い気がする。
せっかく養老町まで足をのばして肉を食うのであれば、飛騨牛食べたい!と考えるのは人の信条。
そんな時にこのやきにく藤太は比較的お財布を無視して食べることもできる、最高にありがたい店です。
おいしかった、ごちそうさまでした。