京松蘭本店
Address 大阪府大阪市都島区片町2丁目11−22 京橋ROOBO 4F
TEL 080-3004-9886
最寄駅 京橋駅
駐車場 無し
京橋の人気焼肉店「京松蘭 本店」を利用してきました。
勝手に路面店だと思っていたのですが、お店はビルの4階にあります。迷いに迷いまくりましたので、利用する際にはちょっとだけ気を付けてみてください。
しっかりと予約しないと到達できない京松蘭
超人気店ですが、当日予約できるかな?とチャレンジしてみましたが撃沈。
そりゃそうですよね。
その電話で次の日ならば空いているか確認し、なんとか21時なら大丈夫と予約確保です。
利用してみてわかったのですが、コースで食べさせてくれるお店なので、一人であろうが複数人であろうがテーブルが固定されてしまう時間はほぼ同じ。
アラカルトで頼めるお店ならば一人焼肉だとすぐ食べてすぐ帰るので空き時間で入れてくれることもありますが、京松蘭のようなスタイルだと無理なため、やっぱりしっかりと数日前から予約してから伺うべきですね。
お腹一杯になりまくるのでコース選びは慎重に
この日はきんぐ'Sコースにヘレ肉追加(+2000円)としましたが、かなり食べ応えがあるコースでした。
メニューを見てみると
- きんぐ'Sコース 450g前後
- くぃーん'Sコース 350g前後
- ぷりんせす&ぷりんす'Sコース 250g前後
の文字があります。
赤身主体のステーキなら450gは余裕ですが、焼肉で450gはかなりのボリューム。
結果、私は死ぬ思いで食べきりましたので、おなかの都合と合わせてコース選びは慎重に選んだ方が良いと思います。
一品目はロース、これがこだわり(Yahooニュースで見た)
最初の一品はロース。
この時点でお店の主張が強いことが分かります。
多くのお店は最初塩モノでタンなどを出すことが多いですが、それらのセオリーでは無く、本当に自分たちが美味しいと思う組み立てで攻めてきているわけですね。おもしろいです。
肉に対してそれぞれ付けるタレも変化させており、このロースにはポン酢+大根おろし
さっぱり酸味と肉汁で胃袋がカッと開きました。
後日談としてYahooニュースを見ていたところ、京松蘭の主張を見ることができました。
私たち「京松蘭」は2011年の創業まもない頃から、焼肉をアラカルトではなくコースで、また一品目には必ず「ロースの炙り」を提供してきました。
焼肉の一品目をロースにするとなにがかわるかというと、「ロースをいちばん食べてもらえる」こと。
~中略~
「人気の部位だけ仕入れてアラカルトで商売することも可能ですが、タンやハラミだけのために牛1頭の命を奪うというのはまちがっています。
焼肉屋は自分たちの利益だけでなく、卸業者や生産者まで考えた商売をしなければなりません。業界がロースの販売に苦戦しているというのなら、ロースを使ってこそプロの焼肉屋。
出典:Forbes JAPAN (Yahooニュースより転記)
希少部位となったタンではなく、販売に苦戦しているロースを最初に持ってくることにより、消費量を増やすのと同時に美味しさの観点からもロースが最初が良い!
といった信念に基づいているようです。
めくるめく肉劇場の始まり。とにかく腹いっぱいになった
次は、ハラミとラム(たぶんラム芯?)
これは卓上の塩コショウで味を調整しながら山わさびで食べる品。
山わさびの辛みが飛びぬけて辛くなく、肉とマッチした食べ方ですね。美味しんぼの山岡さんが愛する肉の食べ方でもあります。
ローストビーフ2種
ミスジを用いたローストビーフ、2種類の味わいが用意されていて単調じゃないのが良いですね。
人肌ほどの温度で提供されましたので、すぐに食べたほうがうまいです。もちろん私はすぐにかぶりついたので最高の状態で食べることができました。
レバー2種
おもしろいなーとうなったのがレバーの味付けが2種類出てきたこと。
この手のコースだと1種類に1味付けが多いですが、先ほどのローストビーフと同様に2種の味わいが出てきて食べ比べすることができます。
オーソドックスなごま油+塩と醤油味付けのレバーでしたが、私的にはごま油+塩がやっぱり好き。なんだかんだ保守的な性格です。
で、ここからタンに入るという構成。
タンとヘレが並んだ皿が出てきましたが、圧倒的にタンが素晴らしかったです。
もちろんヘレも美味しかったのですが、その美味しさをかき消すほどにこの日の京松蘭さんのタンは素晴らしかった。
通常のカットとは異なる方向のカットも面白かったですが、いやそれ以上にこのレベルの黒タン用意するの大変だろうなという逸品。きれいにトリミングされ雑味を排除したタンは至高の1枚でした。いや、2枚提供されたから至高の2枚。
タレ焼肉3種
この辺りからお腹がいっぱいになってきて記憶が…不確か。
タレはイチボと何かと何かだったです。もう覚えていない。
タレ焼肉はもみダレを駆使しながら焼くように指示されます。いや分かっておりますね。もちろん2度漬けしながら焼きますよ。
最後は卵に絡めて食べますが、もみタレがかなり濃くそしてつけダレはフルーツベースの甘いタレで、コントラストが強烈で良い組み合わせ、そこに卵を付けるとよく言えば複雑系、悪く言えば難しい味わい、これは組み合わせごとに味が異なりそうなので、いろいろとチャレンジしてみる方が楽しそうです。
肉刺し
そしてここで肉刺しか!!
序盤に出てきてもよさそうなメニューでしたが、後半の箸休めとして登場。こってりの次に生肉のやさしさがしみます。
がんばれ!もう少しで京松蘭を乗り越えられる
最後の肉たちはタレと塩でホルモン系
塩味では、ハツとタンゲタ
タレは、テッチャンとタン先
最後食べきるときは本当にお腹一杯でしたが、やっぱり最後のホルモンってなんだかんだお腹に入るんですよね。ご飯と一緒に食べきってフィニッシュです。
しめのスープを食べながら余韻に浸っていると、
サービスの肉をいるか?と聞かれました…
ここから肉食える人いるの?
私は残念ながらギブアップ。もうお腹に入る隙間は有りませんでした。
実は、当日私が時間に間に合わなくお店に迷惑かけてしまったのですが、やっぱりこれだけのコースで量となると時間にシビアになるのは理解できますね。利用する際にはしっかりと時間を見定めて確実に到着できる時間で予約したほうが良いです。
おいしかったです。ごちそうさまです。