つるや
Address 大阪府大阪市天王寺区堀越町14−6
TEL 06-6771-0845
最寄駅 天王寺駅
駐車場 無し
JR天王寺駅をでて歩いてすぐの場所にあるアーケード。
ここは昭和の時代が色濃く残る一画、趣ある店たちが今も残るディープスポットです。
つるやはそのアーケード内にある雰囲気有る焼肉屋。外観からすでにうまそうなオーラがプンプンあふれ出しています。
店内は以外にも広く、1階~3階まである座席たちを合わせるとかなりの席数があり、キャパシティは十分。人気店ではありますが、タイミングが良ければフラッと利用できるのも好ポイントです。
つるやも「上」を頼んだほうが満足する焼肉屋
つるや利用の際には私の感触では、「上」を頼んだほうが評価は高いです。
並みも美味しいですが、値段の上昇と味の上昇のバランスが「上」を頼んだほうが満足度高しです。
何を当たり前のことを!と思った方もいると思いますが、焼肉屋によってこの法則は崩れることがあります。
店によっては「上」があまり注文されずにゴリゴリに冷凍されていて、並はデロっと生タイプででてくるため、並が満足度高いお店もありますし、並と上の差がほとんどなく値段的に並を注文したほうが満足度が高い店もあります。
傾向を押さえておくことは非常に重要です。
つるやはシンプルに
並よりも上
が分かりやすいお店でしたので、美味しさを求めるなら上、値段押さえたいなら並ですね。
うまい!!が臭うぜ!つけダレはニンニクが効いているタイプ
つけダレは非常にインパクトがあり美味しいのですが!!臭います。
にんにくがたっぷり効いており、食べているときはさほど気にならないのですが、食べ終わって店をでて少し時間がたつと臭いがしていることに気付くという時限爆弾のようなタレでした。
↑店の中だと気にならなかったが、食べ終わってホテルに帰ったら自分が臭いことに気付きました。
でも、美味しいタレだからまあいいか。
しっかりとしたタレ焼肉は、素材の味をそのまま生かすという言い訳の元に調理を放棄した焼肉屋には見習ってほしいポイント。
↑このビタビタに注がれているもみダレを見てほしい。肉が泳いでおります。
たっぷりともみダレが皿にありますので、このまま網にのせるだけでかなりのタレが炭の上に落ちることになり、必然的にかなりの煙が発生します。
↑奇跡のタイミングで煙が写っていないですが、かなりのモクモク系の焼肉屋です
肉とタレと燻煙効果による味の付加こそが焼肉の醍醐味と改めて認識させてくれる美味しい焼肉です。
天王寺のつるやで食べた肉達の紹介
塩タン
メニューには塩タンと上タンが並んでいますが、お店の人に聞いたところ味付けの違いのようです。
塩タンは塩 上タンはタレとのことでオーソドックスに塩タンで攻めたのですが、今思えばタレのタンも気になるところです。
すこぶる良いというわけでは無いですが、一定品質以上はありました。
上ハラミと上ロース
一番良かったのは上ハラミですね。(画像上側)
たっぷりにタレにおぼれている上ハラミをトングで助け出し、そして業火の上にのせるという天国から地獄コースをかますと、一気にタレが炭に付着して煙が発生します。
モクモクの中で食べる美味い肉はたまりませんね。
同一部位ですがカットと選択部分の関係で大きさがランダムなので、公平に配分したいのであれば焼き手の主観的な要求が求められます。
上ロースはたっぷりの脂を楽しむ部位でした。私は基本的に焼肉の時は白いご飯と共に楽しむタイプなので、この脂は大好物。かみしめるほどに脂まみれになる口の中に白いご飯を放り込めば極楽の境地が訪れますね。
骨付カルビとアカセン
どうして関西圏の焼肉屋だとアカセンを頼んでしまうのでしょうか?
関東だとギアラという名称でメニューに載っていますが、ギアラ表記よりもアカセン表記の際に食指が動いてしまいます。
タレが無くとも臭みないことが解るおいしいアカセンでした。
【知らないと困るかも】東京と大阪で呼び方が異なる焼肉用語 - 焼肉図鑑
ロースとハラミ
「上」モノを堪能した後にまだ食べることができたので、「並」で攻めてみました。
おいしかったですが、前述したとおりつるやは上が美味しい店だという事に気付かせてくれました。ただし、ロースはありですね。サシが一気に減るのでこれはこれで好みの人がいると思います。
クチコミなどでハラミが変色していた!書いていた人がいましたが、変色というよりは強くタレにつけこまれている状態です。私は全く気にならなかったのですが、気になる人は素直に他の部位食べるか上を頼めば回避できると思いますよ。
天王寺周辺は面白い焼肉屋が多いですね
近隣には美味しい焼肉屋がつらなっております。
高級感ある肉の旨味を味わいたい場合は「萬野」
そして、こってり焼肉を安価にたくさん食べたいならば、このつるやです。
私はつるやと平和で迷ったら平和を利用しますが、強烈な味が好きな人はつるやをおすすめします。
おいしかったです、ごちそうさまです!!