焼肉はやし四条店
Address 京都府京都市下京区善長寺町152
TEL 075-341-0055
最寄駅 四条駅
駐車場 無し
京都市内で複数のお店を展開している焼肉はやしは少し珍しいタイプの焼肉。
現在の焼肉は大阪の食道園が考案したと言われている「つけダレ」という技法を用いて、味の調整及び温度の調整ができるわけですが、このはやしの焼肉は古き良きストロングスタイル。つけダレ無し、全てが一緒に盛られて出てきます。
古の焼肉の姿と言われる、もみダレ・一緒盛りのお店
味付けの全てはもみダレ、そしてそれが塩タンなどの塩モノ以外の肉に全て適用されるため、頼んだ肉は一皿にモリっと盛られてきます。
盛り合わせがあるようですし、それがお店の売りのメニューなのですが、一人焼肉だったため店員に量を確認したところ、通常は二人で食べる量という事でした。
↑お店のおすすめを聞いたら「はやし赤・白セット」がおすすめとのこと。しかし一人焼肉だと多い!と言われましたが…
そのため、単品注文したのですが、結局盛りに含まれている肉とほぼ同じ量を頼んだので、意味が無かったかもしれません。
(ハラミ、ロース、ホルモンミックスと塩モノで上タンを頼みました。)
専用の鍋にて焼きあげています。
いろいろな過去の情報や、歴史を紐解いていくと昔はジンギスカン鍋で焼肉していた記述があったり、口頭で聞くことがあります。
その点から鑑みてもやっぱり古のスタイルですね。
タンでテンションだだ下がり、この手のタンが出てくる店で当たりだったこと無し
いや、最初のタンが出てきた段階で、自分の心の中に有った期待の風船が急速にしぼむ音が聞こえてきました。
↑ゴリゴリに冷凍されているタン…せめて解凍して出してほしいな。
レモンは漢のポッカレモン いや別にいいですけどネギ付けるならレモンそのものが良かったな。
味わいも薄いタンだったので、いつもは食べることが無い「ネギ」も一緒にたべることとしました。
やっぱり個人的にはタンとネギって合わないと思っています。そもそもネギに火を入れる作業がむずかしく、味わいが一定にならないのでこのスタイルのねぎ+タンは無しと判断しております。
全ての肉が一皿で出てくるのは好みが分かれるかもしれません
私は気になりませんが、多くのクチコミ情報を見ていると焼肉はやしの特徴である一皿盛りが合わない人もいるようですね。
画像のように頼んだ肉が全て同じ味付けで、同じ皿にて出てくるために、頼んだものが入っているかどうか分からないという意見がありました。
いや、そこはお店を信じましょう。
一緒に盛られているのは気にならないのですが、全て一緒に鉄板にのせることを推奨するのは、ちょっと乱暴かなと思います。
当店の焼肉は、ご注文いただいたお肉をオリジナルの極厚鉄板で一度に焼く独自のスタイルでご提供しています。
出典:焼肉はやし
古のスタイルですのでいいのですが、やっぱり食べ進める中で最後は肉がかたくなりますし、食べ時が非常に難しい。できれば自分たちのペースで食べていきたいというのが本心です。
食べてみての感想ですが、味付けが一辺倒でちょっと飽きるな…と感じたのと、そもそも肉が美味しい肉では無かったので、その点も不満。
元々焼肉ってそういう料理ともいわれているので、それでもいいのですが、現代の焼肉レベルに照らし合わせるとちょっと耐えうる肉では無かったのかなと思います。
↑ご飯のお供としては良いかもしれない
一度は地元の名物として食べてみるのはありだと思います。
ただし、「美味しい焼肉」を食べたいと思っているのであれば再考の余地はあるかもですね。
お腹一杯になりました、ごちそうさまです。