牛ちゃん本店
Address 鹿児島県鹿児島市東千石町6−11
TEL 099-223-6305
最寄駅 天文館通駅
駐車場 無し
鹿児島市の天文館には「炊肉」があります。
炊肉とは焼肉でも無く、すき焼きでも無く、全く新しいスタイルの肉料理。この炊き肉が生まれたのが「牛ちゃん本店」ともいわれており、こりゃあ牛肉好きとしては食べておかねばと足を運んでおります。
炊肉(たきにく)とはなんなのか?焼肉でもすき焼きでもない珍妙なる新しい肉料理
炊肉と聞いても多くの方がピンとくることは無いと思います。
情報を集めてみると、今回訪れた鹿児島県の「牛ちゃん」が考案した料理で、市内の繁華街「天文館」では複数のお店が提供しています。
新しい肉料理として存在感を増してきており、今では都内を含めた他の都道府県でも炊肉を提供しているお店も増えているようです。
焼肉でもなく、しゃぶしゃぶとも違う、すき焼きでもない美味しい炊肉を是非一度ご賞味ください!
出典:牛ちゃん本店 看板
で、実際どんな食べ物?と言われるとこんな食べ物
専用の鍋?にたっぷりと盛られた野菜とその上に置かれている牛肉の姿は見たこと無い料理であり、圧倒的に見栄えがするので見ていて気持ち良いですね。
専用鍋は中央がくぼんでおり、野菜と肉をそこに落とし込んでいき、火が通ったらタレにつけて食します。
野菜がたくさん食べられて嬉しい!という人もいれば、私のように肉だけもっともっとくいてーーーと考える人もいるでしょう。
とにかく見た目は華やかな食べ物ですから、昨今のSNS隆盛の時代に適した食事ともいえるはずです。
炊肉は基本形にオプションを追加していくスタイル
牛ちゃん本店ではキラーコンテンツである炊肉をもちろん食べてきました。
メニューをみながらかなり迷ったのですが、基本形の
- カルビ
- ロース・カルビ・いか
- ロース・カルビ・いか・海老・ホタテ・ソーセージ
- 鹿児島黒豚
が並び、その下にあるトッピングをオプションとして追加していく(もちろん有料ですよ)スタイルでした。
トッピングに鹿児島黒豚が無いため、黒豚頼んだうえで他3つには入っているカルビを追加しようかな?などとも考えたのですが、まあ黒豚を食べに来たわけでは無いから今回はいいか!!と考え直し
カルビにホルモンとエビを追加して食べております。
食べ終わってから「量」について考えてみると、もっともっと「肉」を追加しておいても良かったかなと少し後悔しております。
次回食べるとしたら、やっぱり黒豚をベースにカルビやロースを追加しておくと思います。
全然関係ない話ですが、そのメニューが生まれた発祥の店を訪れているのに
炊き肉(メニューに表記)
と
炊肉(看板に表記)
二つの表記が並んでいるのは気になるところ、WEB情報を見ていても二つの表記が並んでおり、生まれた店なのに表記が揺れているのはきになるところ。
本当のところはどっちなんでしょうね??
肝心の味は、、、肉野菜炒めともいえる代物でした
炊肉の肝心の味ですが、なかなかに難しい食べ物ですね。
ポジティブに表現すればオリジナルのタレにからめながら肉と野菜を楽しめる新しい料理ですが、
ネガティブに表現すると新しいスタイルの肉野菜炒めです。
かなり絶賛されている人も多くいますので、その人たちにはピタリとフィットしたのでしょう。
反対に肉メインで食べたい私のような人からするとおいしい肉野菜炒めだな~。という感想ですね。
見た目はすごい量でしたが、野菜は火が通る過程でかなり収縮してくれるので、そこまで腹いっぱい!という感じにはならなかったです。
素人考えを述べるとタレに改良の余地がある。気がする。
タレはかなり甘めのタレでしたが、私としてはもっと美味しいタレがあるのではないかと、素人のクセに考えていたりしました。
美味いタレなんですが、一口目が最大の美味しさでその後少しダレてくるんですよね。
甘さが強いのでしかたないことなのかと。
他のタレの用意があったりするとさらに楽しめる料理なのにな~。と強く強く思いますね。
「うどん」と「おじや」はおじやがいいですね!!
〆の炭水化物は麺とご飯を二つ堪能
うどん
最初は麺を投入し、食べ終わったらスープにご飯をいれておじやにします。
おじやはスープを全部吸って味をしみこませており非常に美味。というよりこれが一番うまかったかも。
天文館内には炊肉を食べることができる他の店もありますので食べ歩いてもおもしろいかも。まだまだ知らない牛肉の魅力に触れることができた楽しい食事でした。
ごちそうさまでした。