焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

三重県松阪市 宮本屋 私の肉運が無かった…もっと素晴らしい焼肉屋のはず

宮本屋

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Address 三重県松阪市京町1区26-1

TEL   0598-51-4569

最寄駅   松阪駅

駐車場   有り

 

松阪市の駅近くにある宮本屋は食べログ百名店 焼肉2020・2021WESTにも選出されたお店。

観光客もいますが、地元の人に利用する焼肉屋聞いても名前が挙がってくるお店でもあります。

 

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お店は広々とした作りなので予約も取りやすいので安心です

 

お店は非常に広くてキャパシティ充分。利用しやすいお店だと思います。

 

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食べログをみると座席数は100席あるようですのでキャパシティー十分。

松阪に出張だったり観光で訪れる際にも予約の観点からいうと非常にとりやすいお店と言えます。

 

もちろん多くの方が目当てにしているであろう松阪牛も堪能できます

 


松阪牛のご当地という事もあり松阪牛メニューも豊富で、うれしいことに価格帯も高くありません。

部位によりますが2,000円以下で頼むことができるメニューも充実しています。

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通常メニューにも松阪牛と銘打たれた肉達が並んでおりますが、見逃してはいけないのが店内に書かれている手書きメニュー

 

そちらにもその日食べられるおすすめメニューとして、通常メニューには書かれていない松阪牛の部位も書かれておりました。

 

私も迷いに迷いながらチョイスしたのが以下の肉達

  • 松阪牛上カルビ
  • 松阪牛塩レバー
  • チレ刺し
  • 松阪牛タン塩

一人焼肉は気兼ねなく自分の食べたい肉を頼むことができるメリットはありますが、一人が故に多くの肉を食べることができないのは悲しいデメリット。

 

特に松阪エリアでの焼肉食べ歩きで注意したいのが、このエリア独特の味噌ダレは味が濃くて一口目が美味しい反面たくさんの量を食べ進めると飽きる確率がたかまります。

 

というより飽きます。

 

他のエリアだと4皿頼むことが多くあるのですが、その点も見越して焼肉3皿+刺身系1皿と抑えめにオーダーしました。

 

……この日の私の「肉運」は無かったようで頼んだメニュー悪かった。

ちょっとこの宮本屋の本当の実力を測ることができない残念なオーダーになってしまったのです!!か、かなしい。

 

松阪牛タン塩

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楽しみにしていたタンは、、、残念な味わいでした。

私的には銘柄牛のご当地に訪れたのであれば、肉を食べるのは当然としてその中でも内臓系を積極的にオーダーするようにしています。

 

いわゆる赤身の正肉は熟成させることによってアミノ酸が増え旨味が増えるという観点から、日本各地で購入された銘柄牛はむしろ美味しく食べることができるのに対して、内臓は足が速いため産地で消費されることが多いです。

 

タンは冷凍が効きますが、内臓の仕入れは独特なルールがあるようで入荷できるお店も限られ、地元のお店達は昔からの付き合いで仕入れていることが多いです。

 

というわけで、松阪牛のタンか~、たべよっと。と頼んだわけですが、このタンは可もなく不可も無くで特筆すべき点は無し。タン元ではなくタンナカで脂が少ない箇所だったのも満足感が高まらなかった理由かもしれませんが、、、それでも悲しみ。

 

タン塩は、一組一皿までとなっておりかなり期待したのですが、ちょっとダメでした。

松阪牛上カルビ

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反対に松阪牛上カルビは見た目でサシが多すぎて大丈夫か?と不安視していましたが、上質な脂は全くくどくなく非常に美味しかった。

 

こちらは前述したとおり通常メニューに書かれた肉ではなく本日のおすすめ欄にあった肉、やっぱりそっちがおすすめで美味しいのかもです。

 

 

チレ刺し

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全く持ってお話にならなかったのはチレ刺し。チレは牛の脾臓(ひぞう)です。

 

鮮度云々の前にタレが強烈なタレで辛みと甘味がすごくてチレを味わうというよりはタレの味しかしません。そしてこのタレがまずかった。

 

焼肉屋ではありませんが、大阪西中島の「もつ料理あらた」で食べるチレは臭みも無くその特性を生かしてあっさりと素晴らしいタレで食すため、チレ刺しにはそのイメージが強く期待した分残念無念。無難にセンマイ刺しにしておけばよかった。

 

松阪牛塩レバー

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評価がすごく難しいのは松阪牛塩レバーです。

レバーを塩漬けしたのちに75度でボイルしレアの状態で提供される品なのですが、レバーを焼いた食感ともレバ刺しとも異なる、独特の「ねっとり」とした食感で、一口食べたときには驚きました。

 

このねっとりが好きかどうかで判断が分かれる品で、味は臭みも無く美味しいレバーそのものなのですが、口の中がねばねばしてちょっと特殊な感覚。

 

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ゴマ油と塩という最強タッグのタレで食べるわけですが、おいしいようなそうでないような、何とも言えない味です。私はレバーが好きだから好きですが、少しでも苦手意識ある人にはおすすめしないかな。

 

4品食べて1品はおいしくて残り3品は微妙な感じ。

 

しかし、これは宮本屋がおいしくないわけでは無く、

正直、今回の利用は私のオーダーが良くなくてお店の魅力を十分に感じることが出来なかったと考えています。

もっとしっかりとしたホルモンを味わうべきだった。

もっと松阪牛のウデやロースなどの部位を味わったほうが満足度高かったかな。

 

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と反省しています。

 

エリアの特徴である味噌ダレはトップレベルで美味しかった

 

松阪エリアでの焼肉と言えば「味噌ダレ」で食べることがユニークな点なわけですが、この宮本屋の味噌ダレは非常に美味しいですね。

 

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甘ったるい味付けの店が多い中、甘さ以上にキレとコクがあり、カルビと合わせて食べると肉の脂の力強さに負けず非常に素晴らしかったです。

 

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タレが美味しかったが故に、やっぱり肉で失敗しちゃったんじゃないの??と不安になるわけです。

 

ここはリベンジをしてもっともっと美味しい焼肉体験をしておきたい店です。必ず再度利用して真髄を味わい直しておきたいと思います。