焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

東京都港区 よろにく 焼肉史に一つのページを加えたお店であることは間違いない

よろにく(東京都港区南青山)

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Address 東京都港区南青山6丁目6−22 B1

TEL   03-3498-4629

最寄駅   表参道駅

駐車場   無し

 

焼肉史があるとするならば、確実に1Pは使って記録されているであろう店です。旧態依然の焼肉屋のスタイルを覆し、店員がサーブするスタイル、まるでコース料理のようなメニュー構成。カットや焼加減にも気をくばった肉への取り組み方など、焼肉に対しての視座を広げられた人やお店も多くあるはずです。 

 

焼肉業界におけるターニングポイントとなったお店

 

少し大げさかもしれませんが焼肉における「よろにく」の価値って、よろにく以前の焼肉か、よろにく以降の影響を受けた焼肉か?

と分けられるほどにエポックメイキングなお店です。

 

旧態依然とした焼肉から新しい肉割烹のような焼肉を生み出し、現在では焼肉業界において知らない人はいないお店として君臨し続けています。

 

 

店のつくりから度肝を抜かれた

 

よろにくを利用した際にめちゃくちゃ驚いた出来事が一つあります。

 

私は最初に利用した時、予約の時間まで少し時間があったのですが、入り口付近のバーのような場所でお酒を飲みながら待つことができたんです。

 

今までの焼肉屋にウェイティングバーがあるお店があったでしょうか?もうこの時点でくらくらとやられてしまったことを思い出します。

 

 

完全サーブ型の焼肉もカルチャーショックを受けた


また、全ての肉を店員の方が焼いてくれ、その所作も素晴らしかったことを思い出します。

 

焼肉って最終調理者を客にゆだねることにより、人件費の削減や客自身の満足度向上など様々な要因がポジティブに働くと勝手に思い込んでいたのですが、いやーーー美しき人たちに肉を焼いてもらうってこんなに素晴らしいんですね。とカルチャーショックを受けたわけです。

 

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↑わかりにくいですが焼いてくれているんです。


とにかく全てが新しくそして美味くて感動したお店です。

 

神格化されすぎている気もするので、ご自身の口でチェックしてみてください

 

最高の焼肉体験を感じさせてくれる「よろにく」ですが、ちょっと神格化されすぎかなとも2020年頃からは思ってしまっている自分がいる。

 

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言っても、焼き手として一人が張り付いていればその分だけ、原価として人件費がのってくるわけですから、肉の原価は最終調理者が客の店よりも割合は悪くなるのでしょう。

 

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また、ここ最近の利用で少しだけ気になっているのは、昔に比べて肉の厚さが落ちたのか食べ応えが減っているように感じるところ、これは系列店含め同じ感想を持ちました。

 

とはいえ、現代焼肉の一つの形を示したことは間違いありません。一度は利用してみてご自身に合うのかどうかをチェックしてみても良いと思います。

 

個人的には系列店と本店は異なる店と考えておいたほうが良いと思っています

全然確証も無く、単純に何度か利用しての感想なのですが、

よろにくの本店と、

いわゆる系列店と言われている

蕃YORONIKU 生粋 などは全く別のお店だと思って利用すべきではないかな?と思っています。

簡単に言ってしまうと満足度低いです。系列店が悪いのか、人気になってよろにく自体が変わってしまったのかは判断付いてませんが、とにかく回転重視のオペレーションはご飯を食べているというよりは餌付けされている感覚です。

利用の際にはご自身の判断でおねがいします。

 

よろにくにも足を運んで最新情報にアップデートせねば!!と考えてます。