焼肉天国やーるじゃんバル(東京都江戸川区平井)
Address 東京都江戸川区平井2丁目22−13
TEL 03-3682-1912
最寄駅 平井駅
駐車場 無し
東京都江戸川区の平井駅。かつてこの駅には焼肉好きには知られる二つの焼肉屋がありました。
ひとつは三幸園。残念ながら駅前再開発で大塚の地に移転してしまいました。
そしてもう一つが「やーるじゃん」。 入場料が必要という焼肉屋としては珍しいシステムと、それを支払ってでもお得感しかない500円でのボリュームたっぷりの肉達。知る人ぞ知るお店として君臨していたわけです。しかし、そのやーるじゃんも店主の年齢を理由に閉店したのですが、、、、復活しました。
娘さん?が新たに「やーるじゃんバル」という店名で、場所こそ違えど平井の地でお店を開いてくれたのです。
このお店、、、元祖やーるじゃんに負けず劣らず、お得感が詰まった焼肉屋さんでした。
入場料システムは撤廃 肉の価格がほぼ一律なのは昔のまま
あらたに誕生した「やーるじゃんバル」を利用してみて最初に思ったのは入場料システムは無くなったんだなという点。
前述しましたが、旧やーるじゃんの特徴だったのは焼肉屋にしては珍しい入場料システムでしたが、新やーるじゃんではそれは撤廃されています。
もう一つの特徴であった、肉の価格がほぼ一律というシステムについてはしっかりと踏襲されており、安心して(特に焼肉屋になれていない人などは)注文をすることができます。
ただし、価格は旧やーるじゃんが500円均一だったことに対して、新やーるじゃんは700円均一となっております。
まあ、そりゃそうですよね。全体的に肉の(特にタンとハラミ)価格も上がっていますし。
一皿200円の値上がりと聞くと「高い!」と息巻く人もいますが、言っても焼肉一人前が700円ですから。他の店と相対評価しても十分に安いじゃありませんか。
厚切り・塊のまま出すのがやーるじゃん流
肉達が塊・厚切りででてくるのは、やーるじゃんの「うまいな」と思う点です。
タン塩もジャンキーな味わいは別として、部位的にはすごいものかというとそうではないと思います。
でも、これが一塊の肉塊として提供されることに妙味があります。
迫力がすごいです。
他の店では薄く切られて出てくる部位になればなるほど、この一塊の肉塊作戦は功を奏します。圧倒的な質量の暴力で満足感が高まってしまうのです。
この塊作戦は非常に勉強になりました。カットしないで出したほうが手間もかからずお客側の満足度も高まるわけですから。
全国の焼肉屋の店主はお店の看板商品を作る際に参考にしてみても良いと思います。
驚異の3,500円リブロースは厚みが恐ろしかった
新やーるじゃんの肉は「ほぼ700円」と表記したのは、700円では頼めない肉も何点かあるからです。
その中の一つが
リブロース
なんと料金は驚異の3,500円!!
高級焼肉店であれば普通にあり得る金額ですが、他の肉が700円均一の新やーるじゃんの中では異彩を放つ金額設定です。
単純に考えると他の肉にこのコストを割り振れば実に5品は頼めるわけです。恐ろしき3,500円。
私はそれでも新やーるじゃんを利用する際にはこのリブロースは頼んだほうが良いメニューだと思います。
大きさと厚みが素晴らしく、焼肉食べているぞ!!と大満足感を得ることができるメニューだからです。
↑この厚み。人生的にもなかなか見ない厚さでした。
新やーるじゃんは焼台が市販品を持ちいてるため火力が不安だったのですが、反対にこのゆるゆるとした火が、厚みのあるリブロースを焼くのには焦らず焼くことが出来て良かったりしました。
焼きあげたら自らカットしてがぶりと喰らいます。
肉喰っているぞ!!と脳が喜んでいることが解ります。この瞬間は人類にインプットされた至福のボタンだと私は信じています。野菜!!??お好きな方は食べてたらいんじゃないですか??
復活のやーるじゃんはマイナー変化は有ったモノの、旧やーるじゃんが持っていた魅力はそのまま引き継いでいるお店でした。
安くて満足感が高い焼肉屋ですので、お近くの人は予約して食べに行ってみましょう。ネットで予約できるので、非常に楽ですから!
ごちそうさまでした!