焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

東京都港区 正泰苑芝大門店 上塩カルビ(リブロース)をしこたま食う

正泰苑芝大門店(東京都港区芝大門)

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 Address 東京都港区芝大門1-7-4 パークサイド芝大門 1F

TEL   03-5733-5025

最寄駅   大門駅

駐車場   無し

 

東京都の荒川区に総本店をかまえる正泰苑は、嬉しいことに銀座や三軒茶屋、そして芝大門などにも支店展開してくれています。

いまでは多くの店で採用している、カルビをワサビ醤油で食べる、というスタイルはこの正泰苑が生みの親ともいわれるほどです。

 

お店の売りのひとつでもある、塩上カルビを頼んでガシガシ食べるのが正解の店です。

 

 

焼肉にワサビ醤油を生み出した正泰苑

 

正泰苑は日本の焼肉史においても重要な役割を果たした店といって過言ではありません。

カルビはバラという常識を覆し、カルビにリブロースを導入し、そしてそれをワサビ醤油で食べさせるという新しい境地を開拓した店として有名です。

 

いろいろとおいしい肉がそろっているお店ではありますが、敬意を表して是非、塩上カルビを食べまくることをおすすめします。

 

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出典:正泰苑 

 

 

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かなりサシが強いようにみえましたが、食べると不思議とサラッと食べることのできる素晴らしいリブロース(カルビ)です。

 

サシが強烈なのにさらりと食べられるのは良い肉の証拠です。人気店かつ多くのお店を抱えていることから、仕入れも非常に強いと考えられます。

 

この手のお店は、いつ行っても美味しい肉が用意できているという消費者からすれば素晴らしい状況を作り出してくれており、

 

故に人気店になり、さらに仕入れが強くなりという好循環が生まれます。

余計なことをしゃべりたくなるほどのおいしい肉でした。

 

タレはこだわりの直前仕上げ

 

究める焼肉技術 旭屋出版 の中では正泰苑が惜しげもなく、タレのレシピを公開してくれています。

 

引用すると

もみダレは二段階で完成する。火入れして味を落ち着かせ、継ぎ足しながら使う「なかダレ」に、注文が入ってからすりたてのニンニク、煎りたての白ごま、刻みネギなど”香り”を加える。熟成感とフレッシュな香りで肉をおいしくする。

出典:究める焼肉技術 旭屋出版

 

三日間寝かせたタレに、提供直前に果物のフレッシュ感、ジューシー感、香りを加えるのが正泰苑のつけダレ。レモン、リンゴ、生姜をすりおろし、果肉ごと加えるフルーティー感が後口をさっぱりとさせ、クセになる焼肉を作り出す。

出典:究める焼肉技術 旭屋出版

 

 

つけダレ、もみダレ共にお客からの注文があってからや提供前に仕上げを行うこだわりようです。

ちなみにワサビも香りが飛ばないように直前まで蓋をしっかりと閉めるようにしてあるようです。

 

こういったこだわりがうまい焼肉につながっているのだと思います。

 

最後のデザートまでおいしいお店。ふわっふわのかき氷を食べるとさらに肉が食べたくなる不思議

 

腹いっぱい食べたあとは、ぜひ「かき氷」を食べてみてください。

 

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シーズンなどで変わる味もたのしいですし、このかき氷はふわっふわで非常においしいです。

 

お腹一杯食べたはずなのに、このかき氷を食べるともう少し肉が食べたくなる不思議なかき氷を是非ご賞味あれ。