萩の茶屋

Address 高知県土佐市宇佐2739
TEL 088-856-1908
最寄駅 -
駐車場 有り
焼肉屋なのか?海鮮が焼ける店なのか?いいえ、萩の茶屋はそのどちらも楽しめまくる古くて新しい超ハイブリッドなお店。(なんなら隣のテーブルで家族連れが食べていた中華も最高においしそうだった)

お店の看板を見ると、「海賊料理」の文字が…
遂に海賊になれる!もちろん、海賊料理には海鮮も肉も含まれるので最高な店ですね。
高知県の土佐市 遠いぜよ!
魅惑の海賊料理を楽しむためには、高知県の土佐市まで足を延ばす必要があります。
私、長野に住んでいるんですよ。
で、この日は車移動だったんですよ。なので車をひたすら走らせて高知県土佐市を目指します。
遠い!
でもこの苦難の先には、「海賊料理」があると思うとなにも辛くありません!
頭の中ではこのイメージ

出典:ONE PIECE 集英社
なんたって海賊ですからね、海賊!!
肉だ!海鮮だ!なんなら中華もあったぜ
萩の茶屋に到着し、メニューをみて驚きましたね。

デ、
デ、
デジタル!
ではなく、種類に多さに。
貝を中心とした海鮮と肉だけかと思っていたのですが、定食や中華的なメニューをふんだんに用意されていて、なんなら地元の人は定食とか中華料理食べている方が多かったかもしれない。
超うまそう。
海賊料理ですから、やっぱり古今東西いろいろな料理がテーブルに並ぶイメージがあります。それを体現してくれているのですね、すごい。
悩みに悩んで貝の盛り合わせと牛のロースをオーダー
魅惑のチャーハンも食べたかったのですが、悩みに悩んだ末に貝の盛り合わせと共に牛のロースをオーダー。
俺に胃袋が二つあれば。俺が漫画の主人公のように体積を無視して食べられるからだであれば、、悔やまれます。
でも貝と肉が来たらそんなこと忘れました。
海鮮と肉が同じテーブルに並んでいてテンションが低い訳が無いんです。


まず、貝たち。
これが新鮮で臭み無く非常においしい。
これ食べに来ている人の気持ち、、、、わかる。
これだけ食べに来ても楽しいかもです。

↑肉と貝 美しい
目の前が海だからでしょうか、とてもとても生きている感じがする。
いや!
本当に全部生きている状態で火にかけます。
残酷、そう人間は残酷の生き物なんですが、貝たちは殻の中で身が震え、熱に耐えきれず泡を吹く。その音はかすかな悲鳴のようで、けれど誰も耳を傾けない。人はそれを「新鮮な味」と呼び、笑いながら箸を伸ばす。生きたものを焼くことに、悪意はない。ただ、美味を求める本能が、他者の痛みを覆い隠す。人間の残酷さは、意識の鈍さの中にある。見ようとしない目、聞こえないふりをする耳。貝を焼く火と同じ熱が、人の心にも宿っている。それは文明の光のようにっあ!
(中二病している間に)焼けました。


嫌どうしよう、これおいしい。
タレの塩味と酸味、そして活きの良い貝たちが私の口の中でコラボしています。
え、最高。ま、本当においしい。あ、やばいかも。
秀逸なのはタレの酸味ですね。どうしても新鮮だからこそ出てくる貝の磯臭さが見事に消えています。おいしい。
そして肉。
こちらもおいしい。焼肉として超おいしい!ってわけではないけど、十分以上に美味しい。しっかりとした肉にしっかりとした味付け、はい、しっかり美味しいです。
ただ、やっぱりどうしても焼肉屋!というよりは海鮮も食べられるシーフードレストラン、
いや、海賊料理屋としての印象が強いですし、事実そうですね。
非常においしいお店でした。
次回行くことがあれば定食も食べてみたい!本当にそう思わせる魅力がありました。

日本が誇る海産物と焼肉。この二つが同時に高次元で食べられるなんて幸せな店、
美味しかったです。