和の焼肉処 肉匠MIEDA
Address 北海道札幌市中央区南5条西4丁目 第20桂和ビル
TEL 011-205-0298
最寄駅 すすきの駅
駐車場 無し
札幌市で評価が高まっている肉匠MIEDAで焼肉食べてきました。
かなり人気な具合は店内に入った瞬間にわかります。お客さんが多い!
すすきのという立地的にも飲みに行く前、飲んだ後と幅広い用途に適応できるお店なのだと思います。
京都肉・京都牛を非常にプッシュしております。
京都牛を扱っているお店とのことで、お店側もメニュー説明の際にプッシュしてきます。
あまり「京都牛」って聞かないよな、と思っていたのですが2018年ごろから行政も力を入れてプッシュしているようですね、知らなった。
道内はもちろん東京より北では京都牛を仕入れているのは肉匠MIEDAとお店側から熱心な説明をうけしたが、、、
個人的には銘柄で判断することなく美味しい肉かどうかの方が重要だったりする。
肉匠MIEDAでは京都牛以外にも各地の銘柄牛を取り揃えていることも看板に書くほどです。
しかし、やっぱり重要なのは美味いかどうかなわけで、我々消費者側も盲目的な銘柄牛信仰を改めないといけないな~と思いながら説明をうけておりました。
消費者側が意識変えていかないと、このような本質的ではない訴求は終わらないわけです。
同様に盲目的なミシュラン信仰もですね。
肉匠MIEDAのメニューはひと工夫されている。創作系が好きかどうかが分かれ目だな。
肉匠MIEDAはとにかくメニューが一手間加わっている、他の店では見たこと無い、そんな一風変わったメニューのオンパレードです。
焼肉を媒体に創作料理を楽しみたい人なら歓喜しますし、オーソドックスな「焼肉」を楽しみたい。という人だと少しげんなりする可能性があります。
キムチはマグロも入っているし、
ナムルは想像したナムルとは全く違う万願寺唐辛子を使ったナムルだったり、
〆のメニュー達も個性的な品々が用意されています。
牛脂すらちょっとよく見るブロック状の牛脂ではない。
(これは他の店でもあるか)
やはり上述したとおり創作系が好きな人には合うし、オーソドックスなメニューを愛する人からするともしかしたら邪道なのかもしれません。
この辺は個人の好みですね。
肉匠MIEDAではツラミ、とにかくツラミがうまかった
肉匠MIEDAでは以下の肉達を食べました。
- 和牛上タン
- ツラミ
- ランシン
- 和牛ハラミ
- 短角牛サガリ
- ホルモン盛り合わせ
- アカセン
です。
結論を伝えると、
ツラミ = 最高!!
タン = うまい!
ハラミ・サガリ=無難
ランシン=まあまあ
ホルモン系 = ちょっと悲しみ
という具合でした。
最初の品々は焼いてくれたのですが自分で焼いたほうが満足感あるかも
上タン、和牛ハラミはお店の人が焼いてくれたのですが、最終的にはかなり小ぶりにカットまでしてくれて、個人的には口いっぱいに肉を頬ばり脂と肉汁で溢れる感覚が好きなため、少し残念。
口いっぱい頬張りたい人は、最初から自分で焼くことをお店に伝えても良いかもですね。
上タン塩
タンにはトリュフ塩を付けて食べてくださいということで、レモンなどはつきません。
トリュフ塩とタンの相性は個人個人で変わると思いますが、私的にはトリュフの風味が付加されてタンがすごく美味しくなったかと言われると疑問。お情け程度についていたライムを絞って食べたほうが美味しかった。
必食はツラミだった。おいしくて2回オーダーしました。
最高においしかったのは、ツラミ。
このツラミはこれまで食べてきたツラミの中でもトップレベルに入るうまさだった。
かなり大ぶり・厚めにカットされていて部位的に歯ごたえを気にしましたが、繊細なる包丁が入っていて不思議なほどに柔らかく食べられる。旨味もすごくあって美味しいツラミでした。
この提供時にタレにどっぷりつかっている姿は美しいですね。「本とさや」「かっぱ梶岡」「ぽめ」などを彷彿されます。
反対に少し残念だったのはランシン
下味一切なしで提供されるのであれば、これはお店側の総意工夫が他のメニューに比べると少ないことを意味します。
もちろん、下味無しでそのまま焼いてつけダレが一番うまいんだ。という主張なのかもしれませんが、結局ツラミやハラミなどに比べると満足しなかったです。
まあ、これは個人の好みですね。
内臓系はかなりダメだった。
残念だったのは内臓系。
アカセン・ホルモンの盛り合わせ(シマチョウ・マルチョウ・モウチョウ)を頼みましたが、全てがむむむって感じで満足感は低かった。
アカセン(お店の表記だと赤チン・ギアラ)は適度な脂と歯ごたえと楽しめる部位のはずですが、うすーーーくて脂を感じずそして歯ごたえだけ感じるアカセンでした。
悲しみ。
ホルモン盛り合わせ
シマチョウ・マルチョウ・モウチョウの盛り合わせ。
モウチョウだすのってかなり珍しい。アカセンもそうですがタレにどっぷりつかった姿は美しいの一言なのですが、焼けば焼くほど小さくなりそして最後に残るのは歯ごたえだけの肉片。
これらはちょっと厳しかったかな。
もちろん牛さんも個体によってピンキリありますので、たまたま私が食べた日が悪かった可能性はもちろんあります。
しかし、ホルモンの名店と言われるお店はいつ食べに行っても美味しいのも事実。正肉と異なる流通と言われているホルモン系ですので、もしかしたら仕入れが弱いのか?
こればかりは分かりません。憶測です。
今思い返してもツラミしか思い出せない。ツラミしか勝たん。
ツラミ必食ということで。
接客は好みが分かれるかも 意識づけとかお店の裏でやって欲しい
これ焼肉に関係ないのであくまで私の私見なのですが、高級店には珍しく元気いい系の接客の要素も含まれているんですよ。
追加オーダーした際などに結構な声量でオーダーを他の店員に伝えたりするのですが、オーダー取りに来た店員さんの発した声量が足らないと
「全然聞こえない!」
「小さいよ声!」
みたいな声が他の店員から飛んできたりします。
決して怒号とかいうわけでは無く注意みたいな声なんですが…
それ店の裏でやってくれません??
そもそも高めの単価を設定している飲食店で、大声出す必要があること自体が意見が分かれると思いますが、、、個人的にはうるさくて嫌なんです。
なにかお店の雰囲気ともちぐはぐな印象をうけた出来事でした。
何度も言いますが、ツラミがうまかった。料金はお酒を抜くと一人10,000円ほどでした。ごちそうさまでした。