焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

岩手県盛岡市 食道園 どうせ盛岡冷麺でしょ?いいえ、焼肉がうまいです

食道園

Address 岩手県盛岡市大通1丁目8−2

TEL   019-651-4590

最寄駅   上盛岡駅

駐車場   無し

 

盛岡冷麺発祥のお店として有名な盛岡の食道園
冷麺?そんなの焼肉の前では霞むでしょ!と焼肉を食べに行きました。

私の予想は半分正解で半分不正解。

食道園は、うれしいことに冷麺もおいしいし、そして焼肉も美味しい素晴らしいお店でした。

 

昼からもガッツリ焼けるのは焼肉好きとしては最高のご褒美

 

昼の時間での利用でしたが、用意されているセットメニューだけではなく、夜のメニューの肉単品に+100円するとライス等のセットがつけられ、+500円するとハーフ冷麺を付けることができるということでした。

 

 

これはつまり何を意味しているかというと、昼から冷麺だけではなく焼肉を楽しめるということです。

 

考え抜いた結果、上ロースをセットにして、なぜか冷麺はハーフでは無く、通常サイズをオーダー。結局元祖グルメにも弱いです。

 

 

盛岡冷麺発祥の店だから…と侮っていた頭をガツンと殴られた焼肉の実力

個人的な食べログあるあるなのですが、評価点数は単純な加重平均ではなく、レビュワーの影響力や、全体のクチコミ数、そしてフレッシュネスがアルゴリズム的に重要視されているため利用しやすいお店というのは評価が高くなります。

 

焼肉屋なのにランチで有名メニューがあったり、ラーメンと合わせての店だったり、大人数が利用しやすい環境を作ると、必然的にクチコミ数が増え評価が上がりやすい傾向にあると思っています。

 

この食道園も「盛岡冷麺」というご当地グルメとして人気があり、かつその発祥の店ということで、上記の理由で票か高まっているのでは?とか思っていたわけです。

 

ええ、

 

しかし、利用してみてわかったのはこの店、焼肉が最高に美味しかった。

 


もみダレが完全に昭和の時代で止まっていて、これが良いんです。

 

砂糖(たぶんザラメ)が大量に投入されているもみダレで、まだザラメの食感が残っているのが食べるとわかります。


糖分高めにコーティングされた肉はロースターにのせると素晴らしい匂いです。

 

 

肉的にも良い肉で、脂がくどくなくそしてこのもみダレとの相性も抜群。

 

おいしい、ここは古き良き焼肉が残る素晴らしい店でした。

 

 

 

肉はつけダレという概念が無く、たまごに付けて食べるのも良いですね。盛岡ではこのスタイルの焼肉屋結構ありますね。

もみダレの味が甘くてある種強烈なので、たまごでボケないのもトータルを考えていて非常に好印象です。

 

侮っていた自分を殴りたい。

 

冷麺もおいしかったです

焼肉で至福の時間を「過ごしながら」食べなければならないのは冷麺

 

この冷麺ですが、麺を美味しく食べるためにすぐ食べる必要があるようで、お店の人からも「すぐ食べてね」とアドバイスをもらいます。

 

 

サッパリ目のタレと腰が強い麺がマッチして非常においしいです。

 

食道園だけではなく、盛岡冷麺には辛みを付加しながら食べる文化がありますが、別盛りにしてもらっておくと、素のままの冷麺を楽しんだあとに味変しながら楽しむことができます。

私は知らなかったですが、一応常識ということでしたので、これから食べる人もぜひ別盛りしてもらってください。

 

でもやっぱり甘くておいしい焼肉が私は好きですね。冷麺も良かったですが。

 

有名店ゆえの苦悩か?模倣店もある様子

 

店内見渡してみるといたるところに、

 

商標登録済み!

とただならぬ内容が掲示されています。どうやら模倣店が厚かましくも、ロゴや名前まで同じにして出店しているようです。

 

全く関係ありません!と強く主張すると同時に、お店のブランドを守るためにロゴなども商標登録しているようですね。

 

この強い想いは食器にも現れていて、しっかりとロゴ入りの食器が使われていました。

 

 

ん・・・?

 

お店のキラーコンテンツともいえる冷麺の食器を見てみると、

 

 

そこには無いんかい!!と一人で突っ込んでおりました。

冷麺にこそロゴ付けておいたほうが良いと思われます。

 

期待していなかった焼肉屋でガツンとやられると笑顔がこぼれてしまいますね。洗練された、というよりはパワーで押し切る系の焼肉、私は好きです。

 

おいしかったです。ごちそうさまでした。