焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

北海道札幌市 成吉思汗しろくま 私をタイムトラベルさせるのは羊の脂の匂い

成吉思汗しろくま札幌本店

Address 北海道札幌市中央区南6条西3 ジョイフル札幌 1F

TEL   050-5485-5001

最寄駅   豊水すすきの駅

駐車場   無し

 

札幌で人気の成吉思汗屋のひとつ「しろくま」
利用してみてわかりました、この店定めた方向性に向かってしっかりと突き進んでいる優良店。
あとは、その方向性が合うかどうかですね。私は、嫌いじゃないです!この考え方。

 

 

安くてうまいではなくて、高いけどしっかり美味しい。


これがしろくまのコンセプトなのではないでしょうか?

 

希少な道産の羊のラムは110gで約3,000円。

 

ちょっとした焼肉屋で和牛食べるのと近しい価格設定です。

 


でも、これぐらい出さないと仕入れられないんでしょうね。実際。


食べてみると、どれもおいしいラム肉で、味付けしないタイプのジンギスカンに価値を感じていない私でも、結構唸って食べてしまって、おいしかったです。

 

単純な高級志向のお店なのかと思えばそれも違って、安価に楽しみたい方用には、しっかりとオーストラリア産のマトン、ラムも用意。そっちが食べたい人はそっちでも良いわけですね。

こちらは、同じ110gで1,380円と半額以下ですので、頼みやすいですね。

 

 

私は欲張りなので、結局悩みに悩んで、

 

道産ラム2種類、オーストラリア産のマトンも食べました。

 

 

佐呂間町産ラム(左)と白糠町産ラム(右)

 

これで、6,000円だと思うとやっぱり高級店ではあります。

 

この食べ比べはかなり贅沢でした。羊って他の肉以上に脂くってうまみ感じてなんぼ。という考え方だったのですが、佐呂間の方のラムにはやられました。赤みがうまい。これ、お替りしたいレベルで良かった。

もちろん白糠もうまかったのですが、この日の個人的好みは佐呂間町に軍配。

 

オーストラリア産マトン

私はジンギスカンって羊の風味がしてなんぼって思っている方なので、ラムよりマトンが好み(でも本当はホゲットが好み)なので、

 

このマトンも最高に良いですね。酵素の香りがかみしめると口の中、鼻腔に広がります。牛肉だって豚肉だって鶏肉だって臭いわけですが、慣れているから気にならないだけ。羊の風味だって慣れたら立派な香りです。

 

安いマトンでも十分においしかったです。


どれも素晴らしく、価格に見合った満足度でした。つまり、満足。

ある程度の費用は出してでもおいしいラムを食べたい!という人には非常に良い店ですね。

不意に思い出した赤坂のしろくま

 

食べながら、なんか前も来たことなるな~と考えていたら、不意に思い出しました。私このしろくま利用したことがありました。

それは東京の赤坂にある「しろくま」です。記憶が間違えていなければ系列店のはず。

 

北海道のジンギスカンって、お金出して食べに行ったのはこの赤坂のしろくまが初めてのお店。

当時24歳ぐらいでしたが、背伸びして赤坂に肉を食いに行っていたのですね。おいしかったのと、ホゲットというタイミングの存在を初めて知ることができたのが良い思い出です。

 

そうですか、あのシロクマの本店ですか。

 

やっぱり美味しいお店なんですね、良かった。

 

 

私をタイムトラベルさせるのは、ラベンダーの香りではなく、羊の脂の匂いのようですね。非常に懐かしく、そしてうまい店ってずっとうまいんだなと納得した夜になりました。