大阪焼肉松屋
Address 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目16−1(新大阪駅構内)
TEL 050-5489-5207
最寄駅 新大阪駅
駐車場 無し
新大阪構内にある大阪焼肉松屋は、「ハラミ」という名称を考え出したお店として有名です。
自分で焼いて食べるタイプの焼肉では無いですが、新大阪駅構内には焼肉っぽい食べ物は少ないですので、肉の禁断症状が出たときには重宝します。
ハラミという名前を付けたのが「松屋」と言われています
松屋はハラミと命名したお店として有名です。
ご自身でもそこを売りにしています。
出典:松屋グループ採用サイト
1950年にホルモン屋からはじまり、その後東大阪にて店舗を構え(現在は閉店)、
出典:Googlemap
その中で初代社長が牛の横隔膜を「ハラミ」と称して一般のお客様に提供するようになった。とのこと。
常々、ハラミ発祥の店という名が付いたお店には疑問を持っていましたが、これまでも食されていたであろう部位に「ハラミ」という名前を付けたんだ!という主張であれば理解できます。
探しても見つけることはできませんでした、ここまで強く言い切るということは何か社内などには根拠資料があるのかもしれません。
ちなみに、東京にもハラミ発祥の店といわれる「東京苑」がありますが、私が実際に食べに行き、店内掲示物をみたり情報を調べてみると全然ハラミ発祥では無いですね。
お店側もそういった主張はされていないように思います。
勝手に、だれかが適当なことをWEB記事などで書いたものが、情報を確かめない人によって拡散され定着してしまったものと思われます。
一応、今の段階だと松屋以外の店がハラミの命名を主張している情報無く、年代的にも推察すると命名したっぽいお店であることは間違いは無さそうです。
新大阪駅内の焼肉松屋では「焼肉」は楽しめない
店名には「焼肉」とありますが、自分で焼くタイプのお店では無いです。
アツアツに熱せられた器に野菜と肉が盛られて提供され、その器の熱で肉に火をいれて食べます。
皆さん、店名に「焼肉」とついていたら、ロースターや七輪などで自分で焼いて食べるスタイルを創造しますよね?
でも違います。
ここが悲しい!
一旦、焼肉モードになった後にそうではないことが判明した場合と、
いや、焼肉じゃなくてこういう料理ですよ。と言われて出てきた場合と、勝手に上がった心の期待値と下がった後の落差で、残念度が全く違う。
もちろん、駅構内だと火がでるタイプで提供は無理。などといった私たちにはわからないルールが有るのかもしれませんが、それでも「焼肉」っていわれたら「焼肉」食べたくなってしまいます。
焼肉松屋での食事は時間との闘い
元々ある程度焼いてから出してくれますので、生焼けということは有りませんが、器が熱すぎるのかむしろ後半は肉が焼きすぎになってしまい、少し悲しい。
そして、他の店に比べて熱するところから行うからなのか、結構提供時間もかかります。
ということで、二つの意味で時間との勝負が始まります。
まずは、肉を自分が思う最適な状態で食べるための戦い。
もう一つが、移動がこの後に控えている場合は、全体の食事時間との戦いです。
お時間があるときに利用するのをおすすめします。
ハラミとカルビを食べてみました
ハラミにゆかりがある店なので、もちろんのハラミと、追加肉としてカルビをオーダーしました。
かなり塩分が強い味付けなのでパンチが効いています。ご飯がとにかく合う料理だと思います。
反面、前述したとおり急いで食べないとどんどん肉が焼けて行ってしまいますので、これがきつい。かなり急いで食べまいた。
ハラミもカルビもすごくうまいかと言われるとちょっと疑問ですが、比較するならハラミの方が美味しい肉でした!
とにかく服に油の臭いが付くのは覚悟した方が良い
また提供方法の負の側面として、通常の焼肉屋のように無煙ロースターがあるわけでもなく、換気設備も貧弱なため店内は肉の脂と焼けた蒸気というか肉煙が蔓延しており、かなり服には脂の臭いが付くことは覚悟した方が良いです。
私は食事の後に新幹線に乗り、
新大阪から東京まで移動しましたが、ずっと服からは脂のいい匂いがしていました。
これを良い匂いと捉えられるか?嫌だと思うかで評価は激変するでしょう。
一つ話のネタ的に食べるのは有りだと思います。ごちそうさまでした!