ジンギスカン 羊飼いの店 いただきます。
Address 北海道札幌市中央区南5条西5丁目1−6
TEL 050-5484-2607
最寄駅 すすきの駅
駐車場 無し
北海道産の羊肉にこだわり抜いたジンギスカン屋!と期待していったわけでは無く、昼から営業しているジンギスカン屋ってなかなか無い。
いろいろと調べているうちに、以前タクシー運転手さんに聞いたり、雑誌にも掲載されていたのを思い出して「いただきます。」を選択。昼からジンギスカンを食べてきました。
肉にこだわっているのはわかった!でもお店自体にもこだわってほしい
肉にはこだわりまくっているのかもしれませんが、お店の作りにもこだわってほしかったかな…が最初の印象。
七輪が置いてある場所は店内の作業台と兼用の為、食べている前で店員さんが作業していたり洗い物していたりと落ち着かない。オープンキッチンと言えば聞こえがいいのですが、あまり客に見せない光景を常にさらけ出すマゾヒズムにあふれる造りでした。
強制的に出てくるお通しと、着席して1秒後に聞かれるドリンクオーダーなど少し違和感を感じる場面にも遭遇します。
人気店なのかもしれませんが、いきなり気分悪いですよね。挨拶もそこそこに店のルールかもしれませんが、ドリンクのオーダーだけ聞いてくるって。
なんだか商魂たくましい居酒屋のようなシステムです。
肉がうまければすべての問題は解決できる
入店早々嫌な気持ちになったわけですが、でも、そんなのお肉が美味しければ関係ないです!!
と、期待して食べたジンギスカン。カットが小さすぎて味がようわからん。
もう少し大きめにカットしてほしいなーと個人的には思います。
あと、頼んだ部位によっては脂が多すぎて肉っているのか脂くっているのかわからん。
これ本当に客に出してよい場所?
またカットが小さくてもその分たくさん皿に乗っていれば良いのですが…これまた貧弱な盛りで、そのあたりにも残念感が漂いました。
一番美味しかったのはロースなのですが、
これは結構な価格でさらに量も少なく、やっぱり肉にこだわりまくっているが故に原価などの問題で、こういった構成になるのかなーと考えながら食べ進めることになりました。
個人ブログなのでお許しいただきたいですが、この店もう一回行くかと言われるともう行きません。
食事以前の問題で、雰囲気・システムなどが良くなくて食事以前の問題が多いですし、何よりジンギスカン自体も他の店で食べたほうが満足感が高いと私は判断したからです。
ご、ごめんなさい。
牛の焼肉屋のようなメニュー構成だなと勉強になった
ジンギスカン自体は全く私の好みではなかったのですが、この「いただきます。」ではメニュー構成が一般的な焼肉屋のような作りで勉強になりました。
羊も反芻動物ですので胃袋が4つあるのは知っていましたが、食べる時に牛の胃袋のように
ミノ
ハチノス
センマイ
ギヤラ
と表記する店は初めて見ました。これ以外にもマエバラ・ヒレ等の呼称も羊にも使うもんなんですね。勉強になりました。
北海道産をどうとらえるかではないでしょうか?
とにかく「北海道産」にこだわりたい人には合うのかもしれません。
このいただきます。のうりは道産の羊肉が食べられる!という点にありますので、せっかくの観光、やっぱりたべるなら北海道産だよな!と思う方には合います。
反面、私のように美味しければ産地はどこでも良いタイプなので自分には合わないお店だったのだなと。納得して店を後にしました。
いろいろと考えさせられる店でした。ごちそうさまです。