焼肉図鑑

食べ歩いた焼肉屋を記録しているブログ 日本全国の焼肉屋を食べ歩き記録することが目標

東京都渋谷区 焼肉いぶさな 年間1頭しか屠殺しない竹ノ谷蔓牛を食べた

焼肉いぶさな(東京都渋谷区代々木)

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Address 東京都渋谷区代々木4丁目10−7

TEL   -

最寄駅   参宮橋駅

駐車場   無し

※お店の提供スタイルが変更され、現在では目の前で焼くスタイルからセンターキッチンで焼かれてから提供されるスタイルに変更されています。当記事は過去情報となります。

 

参宮橋にある「いぶさな」は予約制の焼肉屋です。

美食家の来栖けいさんがオーナーの店で、氏が直接焼いてくれる店でもあります。(タイミングにもよる)

貴重ないぶさな牛や、更に貴重な竹ノ谷蔓牛を食すことができる恐るべき焼肉屋です。

 

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いぶさな牛を食べることができる貴重な店

 

美食家の来栖けいさんの焼肉屋「焼肉いぶさな」では、とにかく貴重な牛を食べることができます。

 

お店の看板をみると店名である「いぶさな」の文字が目に入ると思います。

これは、年間10頭ほどしか出荷されない、いぶさな牛からとった名前です。そうです、ここではそのいぶさな牛を食べることができます。

 

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更に貴重な竹ノ谷蔓牛は年間1頭ほどの出荷しかない幻の牛

 

完全予約・紹介必要の同店は、本当に肉が好きな人たちが集まります。

その肉好きたちをもってしても食べることができない肉がこの店にはあります。それは竹ノ谷蔓牛。この牛は年間1頭ほどしか屠殺されないため、タイミングが悪いと入荷・在庫がなく、お金があっても食べることができないのです。

 

ちなみに、「蔓」とは日本古来の有料血統を表す言葉です。現在でもこの蔓の系譜を継ぐ牛たちは優秀な牛として珍重されます。

 

 

特注の焼きの器具で、全て店が焼いてくれる

 

いぶさなは全ての器具に焼きに対しての意味が込められています。

 

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専用の焼台は、まず鉄板の厚みが特注。とてもぶ厚い鉄板です。肉をのせても温度が下がりにくいため、調理ムラが抑えられるのだと思います。

 

また、炭は最高級の備長炭を敷いていますが、その置き具合にも配慮があります。

上の画像では右側になるにしたがって炭が高く積まれており、左側が低い状態です。

 

炭自体距離を変えることにより、肉を焼く際の火加減を調整することが可能となっています。 

 

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待っていれば、お肉が目の前に出てくるなんてありがたいシステムですね。

 

肝心の味は難しい判断を求められる

 

肝心の味ですが、これは好みがわかれるところです。

 

竹ノ谷蔓牛は貴重な牛のため、屠殺するのは全て子供を産み終わった経産牛となります。一般的な牛肉は未経産牛ですし、そもそも飼育年数も違いすぎます。

 

長生きしたぶん脂分は少なく、さっぱりと食べられますが、ではそれがうまいのかどうか?となると好みが出てくるはずです。

 

私は、焼肉の好みがいろいろ食べた上で、しっかりと味付けされたこてこての焼肉!が好きだという事に気付きました。そういう嗜好の私からするといぶさなの焼肉は少し上品すぎたようです。
 

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値段もかなりのモノなので、食べに行くときはご理解してから行きましょう!