焼肉旬やさい ファンボギ
Address 岐阜県岐阜市住田町2丁目4 南陽ビル 1階
TEL 058-213-3369
最寄駅 名鉄岐阜駅
駐車場 無し
熟成肉で有名な岐阜市のファンボギにて焼肉コースを堪能してきました。
1人の利用だったのですが、当日予約で席は確保できました。お店の人の対応も素晴らしく好印象。
お店の外観はまったく焼肉屋には見えませんので、初めて入るときには少し勇気がいりましたが、入ってしまえばそこはエルドラド。
至極の焼肉時間を堪能できますよ。
初ファンボギはせっかくなので、おまかせコースの12,000円を頼みました
初めての利用だったので、まずはお店がプッシュしているであろうおまかせコースをチョイス。
食べ進める中で再度メニュー表を見てみて気づいたのですが、アラカルトで頼める肉はかなり限られており、真髄を体感するためにはやはりコースがよいっぽいです。
ちょっと贅沢に12,000円のコースを選んでいます。(次回来たらジビエも食べてみたい)
↑店の入り口付近には熟成されている肉たちが鎮座。見るだけで期待が高まります。
最初に出てきたのは、キムチやナムルの盛合せ
- キムチ
- カクテキ
- 春菊のナムル
- きのこのナムル
- セロリのナムル
- 自家製のハム
と出てきましたが、キムチは正直漬かり具合が浅くて表面的な味。日によって美味しさのレベルは変わりそうです。
自家製ハムも何ともなし。素朴すぎて私のバカ舌では旨味が感知できず。
しかし、ナムル系は相当美味しい、優しい味わいで野菜自体の味わいも強く感じられ良き良き。
タレが好みと合わなかったが、肉たちのおいしさの片りんは感じることができた塩の肉たち
次は塩系の焼肉たち
- 二か月熟成タン元
- タン中
- タンサキ
- タンスジ
- 朝びきの鶏レバー
- 心臓
- 鶏モモ
- 1ヵ月熟成豚バラ
です。タンはタン元だけではなく全て熟成。
鶏もレバーだけではなく全て朝びき。のはず。
個人的にはこの塩系はタレが趣味と合わず焼肉としては不満があったが、肉としては相当美味しかったと思う。
タレは、ポン酢、レモン、バジルタレ、オリジナルのリュカ?という香辛料。
↑一番左がリュカ
下味があまりないタイプの塩モノに対して、タレがかなり強い。
特にオリジナルのリュカと共に肉を食べると、基本的には香辛料の味が勝ってしまい、肉たちの味が楽しめなかった。私には早すぎる味だった。
しかし、噛みしめるほどに美味しい熟成肉たちにはお店としてのこだわりも随所に感じることができ、楽しみながら食事をすることができる。とても良いです。
ここから牛メインのメニューたちに進んでいきます。
最初は、
- ホネヤマ
- ヒレヒモ
- サーロイン
と、脂と肉汁を楽しむ肉たちが登場。
ホネヤマは肋骨部分の肉、
ヒレヒモ(テンダーロインサイドストラップ)は、ヒレの横についている部位。
どちらもなかなか焼肉屋で見ることないですね。
どれも美味しいのだが、、、前述したタレ問題がここでも登場。
これらに合うタレが私には見つけられなかった…
もっとシンプルなタレもこの時点で出してくれると嬉しいかも。
このタレ問題については、お店側から一定のアナウンスがあったほうが良いです。
どの肉に何を付けたほうがおすすめなのか?これがわからないと楽しさが半減します。
肉自体もコースでは1枚しかないわけなので、つけたタレで外すと悲しみしか残りません。どれがどれに合うのかは教えて欲しいですね。
肉の下には野菜が鎮座しており、箸休めといったら怒られますが、野菜も専用の刷毛で醤油塗ってから焼いて食べておいしい。
お店の名前も、焼肉旬やさいファンボギですから野菜も味わってこそなのかもしれません。アラカルトだと絶対に野菜頼まなかったのでコースにしておいてよかったです。
経産牛のハラミにノックアウトされたタレの肉
その後のタレ物の肉たちでこの日の最高潮を迎えます。
- うちもも
- 経産牛のはらみ
- リブカルビ
- レバー
- ホルモン
いや、この日のファンボギ、最高の肉は経産牛のハラミでした。
経産牛のハラミは相当うまい。やられました。
噛みしめるほどにうまさしかない肉は久しぶりです。
このハラミあと10キレぐらい食べたい。。相当美味しかった。
経産牛とは子供を産んだ後の牛のこと。一般的には市場価値が下がってしまうのですが、近年経産牛のうまさも見直されてきています。
このハラミも味わい深さが半端ではなく、多くのハラミを食べてきた中でもジュエルミートと評させてもらったかっぱ梶岡でうけたインパクトに近いショックが脳天にガツンと落ちたわけです。
いやーー、食べ歩いているとこういった出会いがあるから面白いですね。本当に良いハラミだった。
その他の肉も美味しかったのですが、すべてが霞むほど美味しかったです。
ハラミのすごさに驚きながらも次においしかったのはまさかのホルモン。
このホルモンもすごい。
ブリブリなホルモンなのですが、脂がそれほど落ちず炭火なのにほぼ火が上がらない。
なぜ?
どうして?
そして脂を内包したまま焼きあがるので、サイズが小さくならず本当にでかいエビのむき身のようなフォルムのまま口に運ぶことができます。
そして一口噛んで驚きます。口の中で脂と肉汁で洪水です。ノアの箱舟レベルの洪水。これは本当に驚いた。この洪水を体験するともう一口食べたくなりますが、やはりここは一切れだからこそインパクトに残るのでしょう。
もう一つ食べたらくどくなってしまうかもしれない。そんなぎりぎりを攻めてくれているホルモンでした。
コースの〆は参鶏湯のおかゆ、そしてデザートと続きましたが、
とにかくハラミの旨さにノックアウトですね。
その思い出が一番強い。最後まで当ブログでの点数を8点にするか迷ったのですが、どうしても塩系の肉たちの食べ方が謎で、そこで減点での7点です。
岐阜でずっと評価が高い焼肉屋のひとつですので、焼肉好きな人はぜひ一度は体験してみるとこをおすすめします。
至極の焼肉体験ができますので。
全国屈指の知っておいて損は無いお店たちをご紹介
ファンボギも美味しかったですが、日本全国にはまだまだおもしろい、美味しい焼肉屋が点在しています。
その一部をご紹介します。
かっぱ梶岡:とりあえず500店以上食べ歩いて一番うまい
ジャンボ篠崎本店:ヒレ肉炊き込みご飯を食わずして死ねない
金竜山:焼肉界の8,000m越え
焼肉みやび:これこれ、焼肉ってこれなんです
福寿苑:茨城で出会った食べる気の醍醐味
岡田前:肉食系女子の戦いを見逃すな
焼肉ケニヤ:はじめまして、新しい焼肉の世界