だい苑(東京都練馬区東大泉)
Address 東京都練馬区東大泉5丁目41−13
TEL 03-3978-3563
最寄駅 大泉学園駅
駐車場 無し
日本最古の焼肉屋は?諸説入り乱れるこの論争ですが、一応多くの本には東京明月館、大阪食道園が1946年に誕生した最古のお店として紹介されることが多いです。
しかし、この大泉学園にある「だい苑」の看板を見てください、なんと「1943」の文字が!!
つまり1943年から営業しているよ!と主張しています。これが事実であれば、少なくとも最古の焼肉屋論争の一つの候補にはなるはずです!!
最古の焼肉屋??かも知れない1943年の文字
だい苑の気になる点としてあげあれるのは、なんといっても看板に掲げられている「1943」の文字です。
これが創業年を表す数字だとしたら、東京で一番古いと言われている新宿明月館の「1946」よりも3年も早く営業していることになります。
気になる。気になります。
お店の人に聞けるようなタイミングがあれば年数のことを聞いてみようと思っていましたが、かなり忙しそうなので止めました。
結局最古の焼肉屋論争に終わりは見えない
最古論争はアバウトで、喧々囂々議論したり、思考を巡らせるのを楽しむことが重要だと思います。
多くの方が最古といっている道飛館も自ら最古ではないことを宣言していたりしますので、少なくとも素人はあくまでもどこが古いかを探るを楽しむ!!というゆるい感じで良いのだと思います。
もしかしたら、だい苑が最古の焼肉屋???そんな妄想を頭の中で楽しみながら焼肉を堪能してきました。
すごい肉がある!!ってわけでは無いけど、料理「焼肉」として美味しいお店
だい苑の焼肉は、なにかすごい肉があってありがたい!!といった感じの焼肉では無く、良くある肉達をしっかりと味付けして料理「焼肉」として美味しくしているタイプでした。
タン塩
表面にかかっている魔法の粉が焼肉屋としての歴史を感じさせます。
ここまでガッツリかかっていたのは、武蔵小山の焼肉屋「元山」以来か。
タン元に近い部分は、サクッとした感触が心地よくおいしいタンでした。
複数枚はタン中に近づいていった部位となっており、サクッとした感触は無くなりましたが、反対に噛み応えが出てきて、これはこれで楽しい食感です。
正肉系は全て花のように盛られているのが特徴的でした。
皿にはタレがほぼついていませんが、肉にはしっかりと揉みこまれていました。やはりタレによる下味って重要ですね、ここに火を入れることにより、熱によって風味が付加され、つけダレで仕上げて焼肉という料理が完成すると私は考えています。
という事で、どのように肉に下味付けしてくれているかがそのお店の特徴ともいえるのでは?と考えます。
だい苑は醤油が強く残っているタイプのタレでしたが、非常に美味しかったです。満足度が高い焼肉になりました。
正肉に対して、ホルモン系は少し弱かったです。
レバー
若干臭みがあった気がします。強烈な味付けにより気にはなりませんでした。
ホルモン
脂は無くしているタイプ。味わいは良かったですが、食べたぞ!という満足度は少し低かった。
最古なのか?どうなのか?と考えながら食べる焼肉はエキサイティングでとても良かったです。
これからもたくさん食べ歩いて、日本最古かも??と思われる焼肉屋もめぐっていこうと思います。
ごちそうさまでした。
参考情報:メニュー画像