豚捨若柳
Address 三重県伊勢市大世古2丁目10−12
TEL 0596-24-2331
最寄駅 伊勢市駅 宮町駅
駐車場 有り
伊勢市で「牛肉」の有名店と言えば豚捨が有名です。
いろいろと店舗があるのですが、あみ焼き・やすき焼き・しゃぶしゃぶなどを肉料理を食べることができるお店が若柳となります。
豚捨はお店ごとに楽しめる料理が異なるので注意しよう
伊勢市内には豚捨の名前が付い店舗が3店あるのですが、それぞれ食べることが出来る料理が異なるので注意しましょう。
出典:豚捨公式HP
それぞれ特徴を簡単に説明すると、
・豚捨 外宮前店
伊勢神宮の外宮付近にあるお店です。
こちらのお店は牛丼やお重がメインの店舗となっているため、あみ焼き・やすき焼き・しゃぶしゃぶなどは楽しめません。
これはこれで美味しいですが、やっぱり焼いた肉をすぐに食べたい派の私としては少しだけ不満が残ります。
・おかげ横丁 豚捨
内宮近くのおかげ横丁内にある店舗です。
場所柄こちらの店舗が一番利用者数も多いのではないでしょうか。
このおかげ横丁店では、簡単に食べられるコロッケなども有名ですが、あみ焼き・すき焼きなども食べることができます。
ただし、しゃぶしゃぶの用意が無い点と
最上レベルに設定されている「ヒレ」も楽しむことはメニュー上では確認できません。
・豚捨若柳
豚捨の本社とも隣接している本丸です。
豚捨若柳では要予約でヒレを食べることができます。豚捨内ではしゃぶしゃぶもこちらのお店だけの専売となっているようです。
↑しゃぶしゃぶ食べたときの肉達 これはこれで美味しかった
あとお店の人に教えてもらったのですが、おかげ横丁店だと行列ができているコロッケなどの商品もこちらで購入することができるようで、並ばずに楽しむこともできるようです。(私は試していないので真偽は不明)
もちろんどの店を利用しても良いのですが、せっかく伊勢肉と銘打っている牛肉たちを食べるのであれば、最上級品を手掛けるお店でたべてみたいところ。
ということで、豚捨若柳にてヒレのあみ焼きを堪能してきました。
ヒレは要予約だが当日予約でも食べることができた、ラッキー
しゃぶしゃぶを食べたときから、お店の人にこの店で食べるべきメニューは「あみ焼き」、そしてその中でもヒレ。
と教えてもらっていて、まじか絶対に食べたいと強く願っておりました。
たまたま時間が空いた日にダメもとで予約の電話を入れたところ、
ヒレは要予約のメニューなのですが、当日の予約でも指定することが出来ました。
ラッキー。うれしい。最高。
もちろんお店側の事情によって当日予約だとダメな日もあるとおもいますが、どうしても食べたい人はチャレンジしてみる価値はあるとおもいますよ。
炭に火をつけるだけで高級感が漂ってくる
豚捨若柳では火を起こしてくれる瞬間から楽しかったです。
用意された炭たちは縦に配置されております。
ここに別で持ってきた火種たちをのせます。
専用の火花飛び散り防止装置をのせ、しばし待ちます。
ちゃんと火が付いています。
こういったお店の経験値が少ないが故に、炭火のおこしかたでこんな手法があったのすら知らなかった。
勉強になりました。
食べてみてわかったあみ焼きと焼肉の相違点 当たり前だけど全く別物だなこれは
食べてみてわかりましたが、
あみ焼き と 焼肉 って似て非なるものですね。
料理としてのアプローチが全く異なります。
豚捨若柳のあみ焼きにはもみダレという概念は無いですし、塩コショウの下味も無かったように思います。
肉はそのまま提供
野菜もそのまま提供
単純に素材をあみで焼いて食べるわけですね。どちらかというと焼肉よりも原始的な食べ物です。
タレという概念も無いです。
焼肉のタレというよりは醤油+大根おろしの組み合わせです。
大根おろしが肉を食べやすくしてくれるのは確かなのですが、必要以上に肉の温度が奪われるので、タレよりも味付け「時間」が非常にシビア。
気を抜いているとせっかくの肉達が冷え冷えになってしまいます。
当たり前ですが、焼肉というよりは「あみ焼き」として楽しむことが正解です。
名前からして全く別の料理でした。
ヒレは150gの提供、あっさりとした部位なので150gでは少し物足りなく感じる可能性が高いです。
私も肉追加するかをぎりぎりまで迷いましたが、お櫃一杯で提供されるご飯をバクバク食べ進めていたらお腹一杯になってしまい断念しました。
最後はデザートを選べますが、是非白玉団子を頼みましょう。
大女将の手作りということでこの店ならではの料理です。
塩味が効いた味わいで口の中がさっぱり。おいしかったです。
一人前10,000円を超えている料金設定は少し躊躇しましたが、思えば焼肉屋にいって好きな部位を食べているといつも10,000円ぐらいになっているので、そう考えるとそこまで割高感はなかったのかなと個人的には思っております。
松阪牛以前から地域の牛として君臨していたとの説もある「伊勢牛」を堪能してみてはいかがでしょうか。
ごちそうさまでした。